地球一周4万キロをみんなで走ろう! | 水野たけおのブログで 「TAKEOff」

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各務原市議会議員 水野岳男(水野たけお)のブログです。

最近よくまちを走っている人を見かけます。私もフルマラソン完走に向けて走っていますが、マラソン大会のシーズンが近いので走ってトレーニングする人、健康のため、ダイエットのためと目的は様々。
どうせならみんなで一つ共通の目標を立ててみましょう!
ということで、
地球1周と同じ4万キロをみんなで積算して走りましょう!というのをFacebookページで行っています。毎日の走行距離を書き込むだけ。誰でも参加できます。
さあ、地球1周の旅に出かけよう!

ランナーズサポートかかみがはら


臥薪嘗胆(がしんしょうたん)という言葉があります。
「臥薪」は、堅くて痛い薪の上に寝ること。「嘗胆」は、苦い肝をなめること。

中国の春秋時代、越王の勾践に敗れた父である呉王の闔盧の敵を討つため、夫差は毎夜薪の中に寝ては屈辱を忘れない様にしました。
三年後、ついに会稽山で勾践を降伏させましたが、勾践は復讐の念を忘れないため苦い胆をなめて、苦難の末に夫差を打ち破ったという故事からきています。

悔しい思いは忘れずに志の原点にしていこう。



本日の偉人の言霊
佐藤一斎「言志録」その47

君の臣に於ける、賢を挙げ能を使い、与(とも)に天職を治め、与に天禄を食(は)み、元首股肱(ここう)、合して一体を成す。此(これ)を之れ義と謂(い)う。人君若し徒(いたずら)に、我れ禄俸(ろくほう)を出(いだ)し以て人を養い、人将(ひとまさ)に報じて以て駆使に赴かんとすと謂うのみならば、則ち市道(しどう)と何を以てか異ならむ。

君たる者はその臣に対して、賢者を挙用し、有能者を使って、それらの者と共に、天から与えられた職務を尽くし、共に天から授かる俸禄をもらい受け、元首の君主と輔佐する臣とが一体となって、国家のために尽くすことを義というのである。
しかし、もし君主が、自分が俸禄を出して人民を養っているから、人民らはその恩義に報いようとして、自分の命のままに追い使われようとしているだけのことであるというならば、それは利益だけを考えて道義的観念を無視する商売の道と別に異なることがあろうか。

江戸も末期になると部下を私物化する大名もいたのでしょう。戒めとして書かれていると思われます。でもこれは会社でもいえる事。社長が社員に給料を払っているからと言って社長の思うまま社長のために働けというのでは義はありません。労使共に世のため人のためにと公益を考え、利益も生んで、売る方買う方社会よしの公益経済を目指していくべきでしょう。何かを犠牲にしなければならない膨脹資本主義は限界がきているのだから。