常任委員会2 | 水野たけおのブログで 「TAKEOff」

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各務原市議会議員 水野岳男(水野たけお)のブログです。

午前中は建設水道常任委員会の傍聴。


市道の認定や廃止などを同意。

協議会では(仮称)各務原大橋の現状と今後について説明がありました。

平成24年に完成予定の橋ですが、総事業費136億円といわれていたものを、一般競争入札などの結果から、123億円に減額になるとの事。大切な税金ですので安くなるのはいい事ですが、特に安全性や質が落ちる事なく工事を続けていただきたいと思います。




午後は総務常任委員会に出席。


平成21年度の一般会計補正予算、各務原市税条例の一部改正、職員の育児休業等に関する条例の一部改正、職員の勤務時間・休暇等に関する条例の一部改正などなどを同意し、可決。



<契約の締結・変更について>


議第53号 (仮称)各務原大橋上部工工事の請負契約を一般競争入札の結果、

清水・前田特定建設工事共同企業体に18億5430万円で締結するという議案。

今尾議員から、予定価格より落札金額が低すぎるとの指摘がありましたが、これらの会社は他にも橋の工事を請け負っており、仮設用資材などでコストの削減ができるなどの理由があり、また、低入札調査委員会で審査した結果、問題なしと判断されたとの事。

審議の結果、同意するものと決まりました。

安全性・質を落とさない事と、労働者へ大きな負荷がかからないようにしてもらいたいです。


議第54号 (仮称)各務原大橋の下部工工事(その3)は、残っている橋脚3本を建設する工事請負契約の締結です。

一般競争入札の結果、大日本・市川・後藤特定建設工事共同企業体と、

7億3710万円で契約締結するもの。

他に入札に参加した企業がなかった事から、これでいいのかという指摘が本会議の時にありましたが、一般競争入札なので競争性は保たれており、問題なしとの判断。

審議の結果、同意するものと決まりました。


議第55号 (仮称)各務原大橋下部工工事(その1)の請負契約(昨年6月に議決)の金額を変更する議案。

「8億5344万円」を「9億5790万1350円」に変更するもので、1億446万1350円も事業費が膨らんだ事になります。

理由は、当初予定していた工法を変更した事にあります。

川に橋脚を建設する際に、大きな玉石が点在していることが分かり、別の工法に切り替えなければならなかったとの事。調査段階においてはボーリング調査等、適切に行われており、実績のある工法に決めたのですが、結果的に工法変更せざるを得なくなったようです。

審議の結果、同意するものと決まりました。



議第59号 稲羽東小学校屋内運動場改築工事請負契約の締結は追加議案。

一般競争入札の結果、1億9005万円で、足立・左高特定建設工事共同企業体と契約を締結するもので、同意するもとの決まりました。


議第60号 蘇原第一小学校校舎増築併行防音工事請負契約の締結も追加議案。

一般競争入札の結果、1億7031万円で、天龍・イトー特定建設工事共同企業体と契約を締結するもので、同意するものと決まりました。



議第42号中、総務常任委員会に付託された部分については、同意するものと決まりました。

請願第3号

「所得税法56条の廃止をもとめる請願」は賛成少数で否決。

国の税政調査会は税制の抜本的改革を検討しています。今後、安定的な税収を確保し、社会保障を持続可能なものとするために、所得税も含めて税のあり方を根本的に見直していかなければならないと思います。




昨日の委員会も含め、審議された結果は議会最終日の6月30日に委員長報告、討論を経て、議員全員で採決を行うという流れになります。

その本会議が最終決定であり、市の議案に対する市民の意思決定となるわけです。

だから一番大事なのは、議会の意思決定が市民の意見となっているかです。

日頃から、市民と接し意見を聞くことが大切ですね。市民の皆さんも議会に対してもっともっと関心を持っていただきたいです。


委員会視察の日程が決まりました。

7月20日から22日まで、大分県津島市、大分県大分市、福岡県久留米市へ。ネーミングライツ事業や、債権回収対策、行革などについて勉強しに行きます。