視察2日目。 | 水野たけおのブログで 「TAKEOff」

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各務原市議会議員 水野岳男(水野たけお)のブログです。

朝、ホテルを出発し、バスに乗車、途中から電車で移動。

十和田湖を眺め、車窓を流れる奥入瀬(おいらせ)の紅葉を目に焼き付けながら青森県六ヶ所村の原燃PRセンターを目指します。

水野たけおのブログで 「TAKEOff」-紅葉001


途中、乗り継ぎが早くできたので、三沢の航空科学館を見学。

やはり、かかみがはら航空宇宙博物館と比べてしまいます。

資料としては各務原市の方が優れているようですが、体験コーナーの多さは圧倒的に三沢の方が上ですね。

子ども達が喜びそうな施設ですので、家族づれで何度来ても楽しめると思います。

各務原市も見習わなければいけません。

もっとも、三沢のは青森県立という違いがありますが・・・

昼食後、14:00ごろ六ヶ所原燃PRセンターへ到着。

途中で風力発電の立ち並ぶ風景の中を通ります。

美しい風景です。

水野たけおのブログで 「TAKEOff」-風力001


現在、日本の電気エネルギーは6割が火力発電、1割程度が風力や水力など、そして原子力は3割ほどです。

風力は最もクリーンなエネルギーですが、発電量はわずかです。

化石燃料がどんどんなくなっていく上、CO2の排出の点から見ても、現在原子力発電は欠かせないものとなっています。

資源の乏しい日本にとって、使用済みの原子燃料から使える部分を再利用する「プルサーマル計画」がエネルギーの長期安定供給の観点から大きく期待されています。

とはいえ、放射性物質が人体に影響をおよぼすことは言うまでもありません。

大変、危険なものです。それをいかに安全に使うかが問われます。


水野たけおのブログで 「TAKEOff」-原燃001


↑なんと、園田康博衆議院議員が合流。一緒に視察を行いました。

ウラン濃縮工場、高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター、低レベル放射性廃棄物埋設センターなど、使用済みの原子燃料を万全の体制で管理しています。

再処理工場、MOX燃料(リサイクル燃料)工場が完成すると今後のエネルギー安定供給に大きく近づくことになるそうです。


水野たけおのブログで 「TAKEOff」-原燃002

↑低レベル放射性廃棄物埋設センター。

原子力発電所で使用した衣服や機械など、放射性能の低いものは一般ゴミとしては処分できません。

焼却できるものは焼却し、その後、焼却できないものもドラム缶の中に収納され、セメントで固められここに埋設されます。

とにもかくにも安全第一。

お働きの皆さん、がんばってください。


しっかり視察を終え、タクシー、電車で青森駅へ。

久しぶりに大きな駅に着いた気がしました。

青森市内のホテルで泊まりましたぐぅぐぅ