土曜日の教室 | 書法家 武田双鳳の「そうほう録」

書法家 武田双鳳の「そうほう録」

「書で人生を豊かにする」をテーマに、日々のオモシロさを探求する書法家・武田双鳳の日記

そうほう録 ~書を通じて人生をより豊かに-日本人らしさ


こんばんは。


大津堅田で書道と法律の教室を開いています。今日は、午前は法律教室、午後と夜は書道教室でした。一心不乱に真っ白の紙に向き合うその姿に、日本人の素晴らしさを感じさせてもらっています。


昼クラスでは、ある中学生の生徒さんが、先週とは見違えるような文字を書き、驚かされました。部活と期末テストの勉強で忙しい中、自宅で数十枚書いてきたそうです。その「ど根性」さを見習いたいものです。


夜クラスでは、社会人の皆さんにある文章を読んだ上で、「日本人らしさを筆文字で表わしてみよう」というお題で条幅に書いてもらいました。グループごとで話し合って決めた文字を、みんなで役割分担しながら一枚の紙に各々が文字を順番に書き込んでいきます。


大きな深呼吸をしながら、汗をかきながら、手を震わせながら、一生懸命に楽しそうに書いてくれました。次の人が書きやすいように…と、日本人らしい見事な協調性を発揮され、想像以上に素敵な作品にまとめてくれました。



いま、ひとり皆さんの作品を眺め、元気と癒しをいただいています。

みなさん、ありがとうございます。


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