映画『バタフライ・エフェクト2』
原題：The Butterfly Effect 2
今回の映画では救いようのない八方塞の物語なんて、なんで、前作では明るい希望も持たせてくれたのに、自分が犠牲になることが唯一の解決策だなんて～
ＩＴ営業マンのニック（エリック・ライヴリー）と写真家を目指す恋人のジュリー（エリカ・デュランス）、そして友人のトレバー（ダスティン・ミリガン）とアマンダ（ジーナ・ホールデン）のカップル、４人の海辺で過ごすジュリーの誕生会から物語は始まり、例によって"バタフライ効果"が試されるのだけど、内容的には会社内での出世争いがメインのようで、暴力とセックスも過度に多く、とても興味を惹かれる感動作とは言えなくなってしまった。
作品のテーマの"I'll come back for you."の精神は、この映画でも生かされているけど、 愛する者の幸せのために、あえて自分から遠ざけるという最後の選択も前作と同じなんだけど、結末はあまりに酷く悲しいもの････あの素晴らしい感銘の前作に較べてしまうと普通の作品に成り下がってしまったという印象を拭えない、もし"３"を製作する気があるなら、あの前作の感銘と感動を超える作品を、難しいかもしれないけど、出来れば望みたいものです････ホント「バタフライ・エフェクト」は素晴らしい映画なんで、よろしくお願いします。
（wowow） バタフライ・エフェクト2