今回はカーリーこと、苅谷さんに発レポートしてもらいましたー。
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11月16日19時から22時、スコラ・コンサルト(五反田)に集まり、大学生14名と社会人14名とで「何のために働くのか」といういつものテーマで、気楽に真剣に語り合いました。
平日夜の3時間バージョンは7月12日(第5回)以来でなんと4ヶ月ぶり開催でした。4.5時間のロングバージョンに比べるとあっという間の時間が過ぎて行きますが、今回の内容の濃さと深さは目を見張るものがありました。
第15回ハタモクの特徴は、ズバリ、自分語り(ジブンガタリ)です。
今回はリピーター限定企画(過去にハタモクに1回以上参加したことある人限定)ということで、参加者同士の更なる関係性強化を目指したいと考えていました。
それを実現しようと今回の取り組みが、「自分語り(ジブンガタリ)」
普段の生活の中で自分の生い立ち・歴史・生き様等の自分を語る機会は、滅多にあるものではありません。誰かに話すことで馬鹿にされたり、恥ずかしい想いをしたり、うまく言葉に出来なかったり等を考えると、結構怖かったりします。私も自分をさらけ出すことは決して得意ではありません。
今回は一人5~7分程、自分の人生を語ってもらいました。社会人だけではなく、もちろん大学生も。内容を特に決めたりせず、今の自分が言葉にしたい想いに素直になりながら、自分を語ります。
うまく話すことよりも、人生を物語ることが大事。周りのメンバーはその話を真っ白な気持ちで聴きます。ワークを進める中で、涙を流す学生、涙をこらえる社会人が何名もいました。話をきちんと受け止め、聴いてくれるという安心感・包容感がもたらす場の力と言えるでしょう。
自分語り(ジブンガタリ)を経て、今度は「何のために働くのか」というテーマを気楽に真剣に語り合います。私はワークの中に入ることはなかったのですが、参加者の表情がいつも以上に豊かな印象を受けました。
「今回の語り合いは、いつもに比べて地に足が着いていた気がするー」
何度も参加している社会人がふと漏らした言葉です。
うわっつらの言葉のやり取りではなく、心の奥にある想いや気持ちをぶつけ合ったからこそ、わき出た言葉なんじゃないかなと思います。
最後はいつも通りにサークル(円)になっての振り返り。
「年間100本近くの映画を見ますが、人の人生は全然映画より面白い」
「今日の参加者は友達以上の関係。今までの自分の人生をさらけ出した仲」
「真面目に話を聴いてくれて、嬉しかった」
ハタモクを通じて強く思うことですが、全く知らない・関係ない第三者だからこそ、その事実や想いに対して色眼鏡で見ることなく、しっかりと話を聴けるのだと思います。言葉に出す「話す」ということも大事ですが、相手の心や言葉を受け止める「聴く」ことの重要性もハタモクを通じて伝えて行きたい点です。そのためにもタテの関係ではなく、ヨコの関係の重要性を改めて実感しました。
今回のハタモクを通じて強く感じたことがあります。
「参加者だけでなく、ハタモクそのものも大きく成長している」
これも半年間で15回以上、開催してきた成果だと思います。その時々で輝きや彩りが変わってくるのが、関わっていて何より喜びを感じるところです。
まだまだ成長し続けるハタモクに来年以降もご期待くださいね。
さてさて、【学生のアンケート結果】になります。
①社会人に出会う機会は、普段どれくらいありますか。
多くある 4名
まあまあある 6名
あまりない 1名
殆どない 2名
②社会人と「働くこと」について本音で語り合う機会は普段どれくらいありますか。
多くある 1名
まあまあある 2名
あまりない 3名
殆どない 7名
③「働くこと」の意味や目的を考える機会は、普段どれぐらいありますか。
多くある 2名
まあまあある 2名
あまりない 8名
殆どない 1名
④今日、参加してよかったと思えますか。また、よかったと思えることは何ですか。
とてもよかった 13名
まあまあよかった 0名
普通 0名
あまりよくなかった 0名
いまいちだった 0名
「自分の胸のうちを語るという事がどれだけ大切なことであるかというのを知りました。また、こういう場はとても大切だと思ったからです」
「初対面の方に自分の人生を語ることで、とても温かい気持ちになれた。また、自分の人生を口に出して語ってみると、今までの事柄の1つであったものが意味のある出来事だったという気づきがあった」
「自分の悩みについてみんなが真面目に考えてくれたこと。皆話すことと聞くことに意欲的であったこと」
「自分に気づけました。それとともに、もっと自分のことを話したいと思いました。俺はまだハタモクで本当の自分の弱みをさらけ出せてないような気が後からしました。まだ誰にも話したことがないなぁ・・・」
「社会人と同じ目線で話し合えた所、自分の人生を振り返って大人と子供が同じ立場で同じ空間にいることが好きなのだという所が改めて分かった」
「学生・社会人が関係なく、リアルな話を互いにできた点。”人”って面白いなーって、改めて感じました」
「【人生】はそれぞれ違って面白い!つまらない人生は存在しない」
「“リピーター企画”というコンセプトに惹かれてきたが、その通りに前回のこと、今のセッション、将来のことと視点を広げて話せた点が個人的に良かった」
「元気が出ました。今日の帰宅途中から目をギラギラしていく予定です」
「新たな出会いと人生の面白さに気づけました」
「ハタモクの事業内容がより明確になっていたところ」
「働くということを越えて、人生にまでつなげて考えていけた点がよかったです。また、多くの方の話を聞けて、いい勉強になりました」
「たくさんの人と出会えて、人それぞれ全く違う人生を歩んで様々な価値観があって、とてもわくわくしました。楽しかったです。ありがとうございました!」
⑤もっと改善したほうがいいと思うことがあれば、それは何ですか。
「夜の時間帯にやる場合はちょっと食べ物が欲しいなと思いました」
「【自分語り】がすごく良かったのですが、その後に自分語りをしたメンバーでもう少し話し合いたいなと思いました」
「【働くとは何か】という所を一言社会人からお聞きしたかった。学生側がまだ質問の仕方が分からないので、質問するコツなどを教えてもらえるとありがたい」
「もっと回数を増やして欲しい」
「あめの他にも、なにか・・・この時間帯はお腹が空くので・・・」
「キャンディー以外の糖分補給アイテムをぜひ!!」
「時間管理(笑)」
「時間がもっとほしいです」
⑥こういう場を学校(会社)の友人・知人に紹介したいと思いますか 。
したいと思う 13名
わからない 0名
したいと思わない 0名
続いて、【社会人のアンケート結果】になります。
①学生に出会う機会は、普段どれくらいありますか。
多くある 2名
まあまあある 4名
あまりない 3名
殆どない 2名
②学生と「働くこと」について本音で語り合う機会は普段どれくらいありますか。
多くある 0名
まあまあある 4名
あまりない 5名
殆どない 2名
③「働くこと」の意味や目的を考える機会は、普段どれぐらいありますか。
多くある 8名
まあまあある 2名
あまりない 0名
殆どない 1名
④今日、参加してよかったと思えますか。また、よかったと思えることは何ですか。
とてもよかった 10名
まあまあよかった 1名
普通 0名
あまりよくなかった 0名
いまいちだった 0名
「人は誰もがstoryがあり、共感する時間を持てた」
「自分が語るだけじゃなくて、いろんな人の人生の話がきけて、おもしろい!!人間ってすばらしいって思った。人が愛おしく思えた。1人1人はじめて会った人なのにすごく大切に感じて【社会ってこんな風によくなるのかも】って思いました」
「色々な人の原体験、あり方に触れることが出来たこと」
「自分を語る時間。本日もとても価値あるエキサイティングな時間でした。ありがとうございました」
「一人ずつ自由に話せる時間が貴重。そういう雰囲気に自然になっていたのがすごい」
「涙が出る場面が見られる程のあたたかい“場”すばらしいです」
「話し合いの時間がぜいたくにとれていたこと」
「【まじめな雑談】で社会人から学生に質問出来たこと」
「本音で語っているところ」
「涙の意味を考えさせられました。単に語り合うだけじゃない、ハタモクの別の意義を感じました」
「みんなの本音を聞けたこと」
「自分をさらけ出せたこと」
「価値観が広がった」
⑤もっと改善したほうがいいと思うことがあれば、それは何ですか。
「自分語り、これからも定例にしていくとイイと思います☆」
「時間は3時間30分でどうでしょう」
「人(大学)を紹介するためのチラシ的なのがあると良いです」
「前半が8分でしたが、5分など短くして、第3部があった方が、もっと多くの方とお話できてよかったと思います」
「いろんなタイプに、それぞれフィットするコンテンツに仕上がってくると良いと思います。現状は【熱い】タイプはグッとくるが論理的なヤツ、冷静分析型くんとかに響くモノも」
「こんなにたくさんの方がいらしているのだから、もっとみんなと話したいですね!でも、ムリなんだよな~・・・」
「もっと時間がほしい」
「全員と話せるように」
⑥こういう場を学校(会社)の友人・知人に紹介したいと思いますか 。
したいと思う 11名
わからない 0名
したいと思わない 0名