京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(267) | 「京大」を7回受け、英語8割の英検1級講師「京大セブン」が添削したら、10年連続「京大」合格(うち4名は医学部医学科)。

「京大」を7回受け、英語8割の英検1級講師「京大セブン」が添削したら、10年連続「京大」合格(うち4名は医学部医学科)。

 訪問していただき有り難う御座います。このブログでは、京都大学、大阪大学、名古屋大学、国立大学医学部に合格できる学力をつけるためのアイディアを真摯に書かせてもらっております。

「京大医学部4名合格講師」による受験対策講座(267)

 

日本の潜在的国民負担率は、56.9%

 財政赤字を加味した日本の潜在的国民負担率は56.9%だ。「重税だが福祉が手厚い」ことで知られるスウェーデンでさえ56.4%である。米国は40.7%、英国は49.7%だ。日本ほど国民負担率が高い国はなかなかない、というのがファクトだ(財務省「国民負担率の国際比較」〈2022〉、数値は日本が2022年度、他国は19年)。

 

 このブログは受験対策について書いているので政治の話は書かない予定だった。しかし、これだけ重税になると生徒が塾通いもできなくなってきた。これでは、受験対策を伝える以前に生徒と出会う機会が奪われてしまう。

 

 江戸時代の農民を「生かさず殺さず」の酷税の時代でも、年貢は「五公五民」が最高だった。今は50%を突破して57%に迫っている。これでは食っていけない人が続出するので、塾どころではなくなっている。

 

 与党自民党と公明党は、この状態でさらに増税を検討しているのだから開いた口が塞がらない。江戸時代なら、農民一揆が続発してもおかしくないヒドイ状態に陥っている。お金が無いのに食料品の値上げラッシュが起こっている。

 

 今年は正念場かもしれない。国政選挙がしばらくないから政治家はやりたい放題だね。

 


 This blog is about exam preparation, so I had planned not to write about politics. However, with such heavy taxes, students are no longer able to attend cram school. This deprives me of the opportunity to meet students before I can tell them how to prepare for examinations.

 Even in the Edo period, when farmers were heavily taxed "live and let live", the highest annual tribute was "five kongmin". Now it has surpassed 50% and is approaching 57%. This is making it impossible for many people to eat, so cram schools are no longer an option.

 The ruling Liberal Democratic Party and New Komeito are considering further tax hikes in this situation, so it is hard to keep one's mouth shut. If it were the Edo period, a series of peasant revolts would have broken out. There is a rush to raise food prices even though there is no money.

 This year may be a critical time. There will be no national elections for a while, so politicians can do whatever they want.

 

高木繁美

 「高木教育センター」塾長。名古屋大学卒業後、アメリカユタ州のローガン中学校で教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験英語81%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。