「ドラゴン桜」桜木健二先生の名言(2) | 「京大」を7回受け、英語8割の英検1級講師「京大セブン」が添削したら、10年連続「京大」合格(うち4名は医学部医学科)。

「京大」を7回受け、英語8割の英検1級講師「京大セブン」が添削したら、10年連続「京大」合格(うち4名は医学部医学科)。

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「ドラゴン桜」桜木健二先生の名言(2)

 

「隣の教室の声がダダ漏れ」「不公平だ!」と受験生が大ブーイング。試験監督が実名告発する「英語スピーキングテスト」による東京都とベネッセの“入試破壊”

   都立高校入試への英語スピーキングテスト活用を通して、入試制度の大原則である公平性を東京都とベネッセが破壊している。試験監督者本人が実名顔出しで告発したその杜撰な実態をフリージャーナリストの犬飼淳氏がレポートする。 

  年が明けて本格的な受験シーズンが到来し、受験生や保護者は受験勉強のラストスパートに入っていることだろう。しかし、入試制度の大原則である「公平性」を破壊する事態が日本で着々と進んでいることをご存じだろうか?

   2023年度から都立高校入試の合否判定に活用される英語スピーキングテスト(通称「ESAT-J」)。このテストをめぐっては様々な問題が発生しているのだが、「英語を話す力を伸ばすための入試制度改革の過程で、多少の不具合が生じている」と問題をすり替える報道が残念ながら多い。 だが、実態は全く違う。

    この問題の本質は、「入試の公平性を担保できず、スピーキング強化という本来の目的も達成できないうえ、公共事業でありながら東京都が民間企業(ベネッセ)へ利益誘導しているかのように見える」ことである。

    特に深刻なのは、本来は高校入試と無関係のテストを無理やり入試活用したために、不受験者(都外在住の都立高校志望者、等)が一定数必ず存在するにもかかわらず、不受験者の得点は「不受験者と英語学力検査の得点が同じ者の平均値」で算出される点。 これは受験生本人の試験結果で合否判定する入試の大原則から完全に逸脱し、もはや入試制度を根底から破壊していると言わざるを得ない。

 

 今いる場所から抜け出したいとき、その方法はふたつしかない。自分を高め、一段上の社会的ステータスを得るか。あるいは、社会からドロップ・アウトして、より日陰で惨めな暮らしに身を落としていくか。おまえはどっちだ。(桜木健二)

 

 When you want to get out of where you are, there are only two ways.
You can either improve yourself and achieve a higher social status.
Or you can drop out of society and live a shadier and more miserable life. 

Which is it for you?

 

 親ガチャで貧乏な家庭に生まれた諸君も(私もそうだった)「受験だけは公平だ」と信じているだろう。受験だけは金持ちも貧乏人も関係がない。点数が高い者が勝つのだ。アスリートの世界と受験だけは公平なのだ。

 

 政治家や芸能人は、本人の才能より親の七光りが重要。コネが重要。だから、二世、三世の議員や芸能人が増えてゆく。しかし、アスリートと受験だけは「記録」「点数」が全てだから公平なはず。

 

 ところが、その公平性が東京から崩されようとしている。小池知事、教育委員会、ベネッセが公平とは言えない制度を強行している。東京で起こることは、これから全国に拡散してゆくということ。

 

 これで本当にいいのか。これが許されるのか。