白内障を治す秘訣 | 目からウロコの健康常識

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病院で治らない慢性症状を、体質改善で治す秘訣。
30年以上、様々な自然療法を実践してきた著者が、「整体・食事・運動」で慢性症状を改善する秘訣を教えます。

白内障は、水晶体が酸化して白濁する病変です。


三石 巌先生は、60歳を過ぎてから白内障と診断されて、

「あと3年もすると、視力を失ってしまう」と宣告されました。


ところが、それから分子矯正医学を学んで、

高タンパク質の食事と、ビタミンCの大量補給によって

白内障の進行を抑えて、

数年後に手術して完治させました。

その後も視力を失うことなく、亡くなる直前まで、

本を執筆し、スキーを楽しんで、人生を全うされました。



水晶体の酸化は、強い光や紫外線によっておこりますから、

UVカットのサングラスとともに、

酸化を防ぐ力(抗酸化力)が何より重要です。


水晶体の酸化を促す3大要因は、

①高血糖

②タンパク質(トリプトファン)不足

③血中カルシウム不足(副甲状腺機能低下)



動物性タンパク質を摂らない食事をしていると、

「トリプトファン」という必須アミノ酸が不足します。

トリプトファンが不足すると、セロトニンやメラトニンも不足して

うつ病や不眠などの原因になりますが、白内障もおこします。


また、副甲状腺の機能低下によって、

「パラソルモン」というホルモンの分泌量が少なくなると、

血中のカルシウム量が低下して、

筋肉の痙攣(テタニー)がおきたり、白内障がおきたりします。


水晶体や網膜の酸化を防ぐ重要な役割を果たしているのは、

ビタミンCです。


高血糖にならないように糖質を制限し、

動物性タンパク質を十分に摂って、

ビタミンCを毎日4~6g摂っていると、白内障はほとんど防げますし、

すでになってしまった白内障も、軽度ならば治せるのです。