「ありがとう」と「さようなら」 | ひま・・・時々鯛。

ひま・・・時々鯛。

おとぼけで憎めない雑種犬の「ひまわり」。
お気楽飼い主の「ひま姉」。
そしてたま~に虹の橋から登場!茶トラ猫の「鯛」。
気ままな日常を綴ります。

2月15日はひまたんの「家の仔記念日」でした。


縁あって我が家の一員になってもらってから、ちょうど2年です。



その記念としてひまたんにプレゼントです!
ひま・・・時々鯛。
今のギンガムチェックのリードやハーネスは、連日の大運動会ですっかり汚れてしまったので、この機会にイメチェンですよ~~♪

ひまたんのファッションショーは、また後日にしますね~~♪




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そんな、記念すべき日に、本当なら楽しい記事になるはずだったのですが・・・。

とっても寂しいお知らせをしなければならなくなりました。



ひまたんと鯛ちゃん、初めての1枚
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2月15日14時30分頃、我が家の大切な大切な宝物、鯛ちゃんが突然逝ってしまいました。



仲良くお食事タイム
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朝出勤する前は勿論、息絶える直前まで何一つ変わった事はありませんでした。

私が最後に見た鯛ちゃんは、キッチンのそばでひまたんと遊びながら、階段を駆け上がっていく姿でした。



仲良くお外の見学
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最後に元気な鯛ちゃんの姿を見たのはひま祖母でした。おそらく息を引き取る30分程前です。普段通り何も変わらない様子でリビングをウロウロし、窓から外の景色を楽しんでいたそうです。

その頃、ひま父は仕事、ひまママひまたんとお散歩に出掛けていました。




初めてベッドで仲良しできた!
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散歩を終えて一息ついたひまママが、鯛ちゃんの姿が無い事に気付いた頃、既に鯛ちゃんひまママの部屋の机の下で倒れていました。体はまだ温かくて柔らかくて、寝ているようだったそうです。おそらく、散歩から帰った頃に異変が起きていたのだと思います。




ベランダで日向ぼっこ
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ひまママは時間外だった動物病院に電話して、すぐに向かいましたが、もう手遅れでした。

苦しんでのたうち回った形跡も、異物を食べた形跡も嘔吐も下痢も、何も無いのです。 一昨日まで、私はずっと鯛ちゃんと一緒でした。ご飯も良く食べ、トイレも異常なし。いつも通りの甘えん坊で、ひまたんと上手に遊んでくれる良い子でした。




ポカポカお日様を共有♪
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おそらく、誰も予測できない発作が起きたんではないか・・。と、獣医さんもおっしゃったそうです。私も同感です。そう思うしかない程、鯛ちゃんは元気でした。



互角のバトルを繰り広げる
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まさかこんなに突然別れが訪れるなど、考えた事もありませんでした。仕事中にひまママから「鯛ちゃんが息をしていないみたい・・・。」との一報を受けた私は、いきなりの言葉に頭が真っ白になりました。取り敢えず、病院に電話してみてもらう様に言うのが精いっぱいでした。




おねだり中のお顔
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さすがにひまママから聞いた直後は、ショックで手が震えるし、少し涙も出ちゃいましたが、取り敢えず帰るまでは平常心を保つのに必死でした。




記憶に新しい、鯛サンタさん
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何とか仕事も終わり、半ベソで帰宅して目にしたのは、白い箱に入って毛布にくるまれ、スヤスヤと寝ているような鯛ちゃんでした。ひまママから連絡を受けたひま父が、仕事帰りに買ってきた花束と一緒でした。 その姿を見た途端、ここ数年で一番の大泣きをしてしまいました。




インフルのドタバタ劇で、公開してなかった節分の様子
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まだ死後硬直が始まったばかりで、抱き上げるとまだ少しの柔らかさと、ぬくもりのかけらが残っていました。目を覚まして、いつものようにお帰りの抱擁とスリスリをしてくれるんじゃないかと錯覚しました。

と同時に、もう二度と鯛ちゃんの温もりを感じる事は出来ないんだという現実を突き付けられたのです。



一昨日、お屋根でパトロールした鯛ちゃん
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鯛ちゃんは2000年5月25日生まれ(ひま姉設定)。11歳の誕生日まで後3ヵ月。あまりに早過ぎるよ・・・。



鯛ちゃんの生前最後の写真。一昨日の膝枕。
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出会いは、前職場(動物病院)でした。猫の伝染性の風邪ウイルスによって、眼球が飛び出た状態で診察に連れてこられた時は、生後2か月で手のひらサイズ。ノミだらけで痩せてました。その日の内にに左目を摘出し、その後の入院で風邪の治療も受け、見違える程健康な美猫ちゃんになりました。




よく紹介した、キャットタワーでの攻防
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その後、飼い主さんがなかなか面会にも引き取りにも来られず、病院で2ヶ月間すくすくと成長していきました。そして、とうとうそのまま病院の猫となったのです。すっかりこの可愛い子猫の虜となっていた私は、猫が苦手なひまママを必死で説得し、生活はひと部屋だけという約束で、家の猫として引き取りました。鯛ちゃんと言う名をもらった時は生後4カ月。体重は2.3㌔になってました。そこからは、私の溺愛の元、少しずつ家の中で行動範囲を広げ、全部屋を制覇したのです。




主を失ったお城
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先住犬のチーズ丸には、あまり好かれませんでしたが、新参者のひまたんとは、小競り合いをしながらも仲良く遊んだり、お昼寝したり。穏やかで優しい、最高のお兄ちゃんでした。


柔らか~い体でノコノコと歩いている姿を見てるだけで、嫌なことなんてどうでも良くなるくらい和みました。ご飯やおやつをねだる時のクルクルッとした表情を見てると、自然に笑顔になれました。

家族みんなが鯛ちゃんを見てるだけで幸せになれました。


出会ってからの10年余り。私は鯛ちゃんの優しさと可愛さにドップリと浸かっていたように思います。



私の家族になってくれてありがとう。


みんなに幸せを振りまいてくれてありがとう。


ひまたんの教育係も引き受けてくれてありがとう。



虹の橋虹では、チーズ丸が待ってるよ。 そこで仲良く待っててね。

またいつか会える日まで・・・。



いつまでも、いつまでも大好きな鯛ちゃんへ。
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                           ひま姉より

            

多分ちょっとの間だけになると思いますが、ペタはお休みさせていただきます。皆さんのブログからいつの沢山の元気をいただいているので、訪問は勝手にしちゃいます。




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