エキストラ美学。 | Trijana ~shanti life~

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ヨーガのこと、読んだ本の感想、日常、いろいろつぶやいてみたりして。

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雨の恵比寿。

現在放送中の某連続ドラマのエキストラに、ちょびっとだけ参加させていただきました。

エキストラってさ。

私は勉強できる要素が満載だから嫌いじゃないょ☆
以前に所属してた事務所の社長が

『エキストラなんて【風景】なんだから芝居の勉強になるわけない。労力と時間の無駄だから絶対やめろ。』

と仰ったことがあったけど。

私の見解。
それはエキストラの種類によるよね。

例えば球場の観客とか逃げ惑う人々の役だったら不完全燃焼は残るかもしれない。

でも通行人その1だって、あなどることなかれ。
第一線で活躍されてる俳優さんが近くにいれば、得るもの満載。

私がエキストラに参加する時に思うことは【如何にフレームインするか】ということよりも【如何にプロから何かを盗めるか】であって。

あ。そりゃ、O.A見て映ってれば嬉しいけど。
極端な話、映らなくてもいいのですょ☆

―私は役者です―

このプライドさえ持ってれば、どんな【風景】を強いられたって役者でいられますから。いろんな意味で。

映像演技の脳内イメージはついたからね。
そろそろね。
実践したくなってきましたょ☆


受かれ!!オーディション(涙)


あ。
余談ですがね。
エキストラの仕事で現場に行くと、いろんなタレント事務所やエキストラ事務所から来た方達とご一緒するんですけどね。

初対面、一発目で「メジャーを目指してる役者」と「休日の小遣い稼ぎの一般人」の差がすぐ分かる。

その差、なんだと思う?
まだ撮影が始まってないから技術云々とか場慣れとか、そういう問題じゃない。

あら意外、挨拶なんですょ。

役者は初対面の万人に対して平等に、笑顔で大きな声で、しっかり挨拶します。
趣味でエキストラに来ている方々は顔見知りには笑顔で挨拶しますが、初対面には苦笑いで軽く会釈する程度。

この差は、冗談抜きに如実に分かる。
メジャー指向の挨拶が激しいから余計に目立つ(苦笑)

いいんだけどね。
目指すベクトルが違うから。

でもね、制作側はすげー見てる。

だからね。
もし、このブログを読んでくれてる若い役者さんがいたら。
取り敢えず芝居は下手でいい。挨拶だけはちゃんとしよう!!

高感度アップだゼ♪