「鏡絵馬」は、裏に願い事を書き、
表には目・鼻・口が描かれているので、
そこに自分が使っているメイク道具で
お化粧をしてあげるというもの。
ふだん自分が使っている
メイク道具、というのは
エネルギー的に観れば、
自分のエネルギーが
ついていますから
つまり絵馬は、自分のミニ分身を
創るようなものですね。
描き終わったら、神職さんのところへ持参すると
鏡の前に置いてくれます。
で、その前に立つと自分の顔が鏡に写り、
鏡の中の自分を確認した上で
神職さんのお話を伺います。
「心の美しさが、外見に表れる・・・」
というようなお話の趣旨だったと思います。
鏡絵馬は、ご神前にこんな風に
並べていただけます。
土台は同じ目・鼻・口なのですが
描いた人のエネルギーが違いますから、
絵馬もちゃんと顔が違って見えます(^^)。
ところで、こちらの神社には
日本史の教科書に出てきた
「鴨 長明」の方丈(家)が再現されたものが
あります。
「鴨」は「賀茂」のこと、つまり
賀茂神社の神官の家の息子さんだった
そうです。
日本史裏話、ですね。
そんな勉強もしつつ、
糺の森に戻り、下鴨神社の境内を
歩いていくと
エネルギーが一際強い一角が。
さざれ石。
普通に歩いていっても、
この石に吸い寄せられる感じ。
ホカホカとあたたかい、
生命力エネルギーを感じます。
チャンスがあれば、
近くへ寄ってみてください。
おしまい。
◆アクセス◆
京阪「出町柳」駅徒歩10分。
京都市左京区下鴨泉川町59
拝観は朝6時半から夕方5時まで。
下鴨神社のHPにアクセスが詳しいです。
http://www.shimogamo-jinja.or.jp/access.html