今日は投票日です。
特別区を設置する協定書への住民投票で、可決されれば大阪市は消滅し、24区が5つの特別区になります。
協定書によればそうなります。
投票用紙には「大阪市を廃止して特別区にする」ことが書いてありません。
投票用紙には「大阪市における、特別区の設置について」賛否を問うと書かれているそうです。
大阪市における
大阪市における
この一文を読んで、大阪市が廃止されると解釈する人います?
まるで「大阪市はそのままで24区を5区に再編するだけの話」と思わせるものです。
賛成多数なら、大阪市は廃止されるのに、それが明記されていない。
これは、有体に言って 詐欺 ではないですか?
大阪の人は振り込め詐欺とかに強いというイメージが有ります。
困ってるからお金を振り込んでくれとか、税金を還付するからとか、うまい話にすぐに納得せずに根掘り葉掘り訊く人懐っこさ、慎重さが詐欺に引っかかりにくいとされていますよね。
東京人と違って、詐欺に引っかかりにくいんですよね。
これは統計的に事実だと思います。
今日は投票日です。
もう根掘り葉掘り尋ねる時間はないでしょう。
もし「よくわからん」と思う方は、反対票を投じてもっとよく聞いてみたらどうでしょう。
大阪市が廃止されて特別区になると、元の市に戻す法律はありません。
「都構想」の議論は橋下市長が本気ならいくらでもチャンスが有ります。
なんと言っても、一度議会で否決されたものを政治力で住民投票へこぎつけたのです。
本気なら、橋下市長のやる気で何度でも出来るでしょう。
「今回で終わり」とか、駆け込みを狙うような姑息なことはしないはずです。
「敗北です」とか泣き言なんて言うはずはありません。
否決されても、次があるからよく教えてくれといえば良いんです。
大阪市を廃止して、5つの特別区にすることは、法的な事実です。
今回の投票で「大阪都になれば…」という宣伝はウソです。
特別区になれば、政令指定都市の今の大坂市よりも、はるかに格下になります。
市町村以下の存在です。
気持ちの問題でなく、法律的に、現実に格下になるのです。
「都構想」に賛成票を入れれば
大阪市はなくなり
24区は政令指定都市よりも格段に権限のない5つの特別区にまとめられて府に取り込まれ
「都構想」反対した政令指定都市の堺市より、格下の区民に成り下がります。
その事実、被害を、100人以上の行政の専門家を含む学者さんが指摘しています。
最後のお願い。
本当に、よく考えて下さいね。