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ちょっと話は遡るが
母が亡くなったあとの父の話。
母が最期まで父に生きる姿を見せたので
父は母が逝ったときに
「仕方がない」と何度も言った。
何度も何度も自分にそう言い聞かせているようだった。
そんな時に父は手の甲の熱いお湯をこぼしたようで
右手の甲の皮がべろ~んとめくれた。
赤くなっていてとても痛そうだった。
かといって手術とかするような状態でもなく
傷の治りの早いパッドを毎日張り替えてもらっていた。
傷は少しずつ癒えて
本当に少しずつ癒えて
どれくらいかかっただろうか・・
1か月くらいの時間をかけてその傷は癒えていった。
「痛み」の定義のことを拙書「からだの声、聞いてる?」にも書いているが
「痛み」とは、からだが何らかの障害を受けた時に生じる単なる刺激ではなく
こころや感覚が伴った苦しみである。
つまり、「痛み」は人しか感じることができない特殊な感覚なのだ。
薄皮のはがれるような何とも言えない鈍い痛み・・・
それは母を失ったあとの父の喪失感と似ている。
そして1か月後の治癒。
母を失ったことに気持ちの折り合いをつけるのに
1か月かかったということだと思う。
父の手の甲の傷は
母を失った父のこころの痛み。
治ったころ、父の生活は少しずつ平常に戻っていったように思うのだ。
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※症状や病気には様々な原因があります。
必ずしもすべての症状がここに記載している感情とリンクしているとは限りません。
もし、ここに挙げる事例で何かの気づきが得られる方があれば幸いです。
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