「生きがいのマネジメント」という本を読んで、
より自分の中の価値観が明確になったことがあった。
その当時の気持ちを思い出して書いてみると。。。
それは、
「性善説の立場を取るということ」
言い換えれば、
「きわめて素晴らしい何か」が自分の中にもあり、
他人の中にもあると思うこと」
誰もが本来持っている価値(善性)を充分に発揮すれば、
どのような集団・組織であっても、あちこちに小さな問題を抱えながらも、
全体として望ましい状態で機能するはずである
それを私は起業初期に、
「すまいるはぁと」 というプロジェクト運営で学んで来たと思った。
スタッフの入れ替わりや、イベント自体の継続の危機、
そして自分自身の迷い、多方面からのプレッシャーなどなど、
そりゃ、問題はたくさんあった。
自分の心の中を悪の感情や、マイナスの発想が支配しようとした時に、
その問題の本質を見極め、「本当に正しいこと」を見つける事によって、
それらの感情を追い払っていった。
「全体として調和が取れて前進していること」
これが、物事を継続してゆく上で大切だと思い、
そのために、ヒトやモノやコトの
「きわめて素晴らしい何か」を見つけ出すことに徹した。
スキルやノウハウよりも、まずはそういった自分自身の
ゆるぎない心の軸
が、物事を推し進めてゆく上で、肝心なのだと思う。