前回「もうしません」と書きながら、思いついちゃったから書いてみます。
(あくまでスピンオフとして読んで欲しい)
赤塚不二夫風スターウォーズ エピソードⅧと1/3では、バカジェダイのバカフォース攻撃によりファースト・オーダーが混乱を来す様(さま)が描かれます。
題して『エピソードⅧと1/3:ダヨーンの攻撃 :原題 ATTACK OF THE DAYONES』。
バカフォースをかけられたヒトは何故か語尾に「ダヨ~ン」と言ってしまうのです。
これを、「ダヨ~ンの攻撃(ATTACK OF THE DAYONES)」と言います。
この、一見バカげた攻撃が如何に恐るべき破壊力を持つものであったか、下記に示します。
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【シーン1:スターデストロイヤーにて】
司令官1:将軍、敵の秘密基地を発見したヨ~ン!
将軍 :オレに向かってその口の利き方は何ダヨ~ン。
司令官1:将軍だってダヨ~ンって言ってるヨ~ン。
将軍 :オレが帝大(銀河帝国大学)出てないからってバカにしてるんだろ!!
将軍 :オマエは帝大出だから良いよな。オレがどれだけ苦労したか解ってないんダヨ~ン!
司令官1:そんなことはありませんヨ~ン。
将軍 :ほら、馬鹿にしてるじゃないかヨ~ン。
司令官2:二人して何を揉めてるんダヨ~ン。
将軍 :ホラ、こいつもバカにしてるヨ~ン。
司令官2:バカになんてしてませんヨ~ン。
司令官1:将軍が誤解してるんダヨ~ン。
司令官2:ダヨ~ンなんて言うからいけないんダヨ~ン。
司令官1:あんただって言ってるヨ~ン
(敵の秘密基地の件はみんな忘れている)
(そうこうするうちに、操舵室から)
操舵士1:司令官、このまま進むと味方の船にぶつかっちゃうヨ~ン。
司令官1:さっきから「ヨ~ンは止せ」って言ってるのに、聴いてなかったのかヨ~ン!!
操舵士1:だって、左舷に20度切らないとぶつかっちゃうヨ~ン。
司令官1:だから、「ヨ~ンは止せ」って言ってるんダヨ~ン。
操舵士1:早く決めてくれないと危ないヨ~ン。
司令官1:ヨ~ンを止めないと決めてやらないヨ~ン。
操舵士1:あ~っ!40度切らないとヤバくなっちゃったヨ~ン。
司令官1:ヨ~ンは止せって言ってるんダヨ~ン。
(そのうち、)
操舵士1:あ~っ!、ぶつかる、ぶつかる、ぶつかるヨ~ン。
(遂には船に衝撃が走り、)
操舵士1:あ~っ!ぶつかっちゃったヨ~ン。
操舵士2:(窓の外を見て)あっちでもこっちでもぶつかっちゃってるヨ~ン。
(宇宙から見た光景)
至る所でスターデストロイヤー間の衝突事故が発生しており、無数の脱出ポッドが放出されている。まだ衝突してないデストロイヤーも、進路が怪しく危ない状況。
(再度船内にて)
将軍 :止むを得ん、全員待避ダヨ~ン。
同様の事故は、規模の大小はあるにせよ宇宙中の約2000ヶ所で発生したのであった。
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【シーン2:ファーストオーダー要塞にて】
(アトミックジェネレーター管理室)
制御官1:ジェネレーターの炉心温度が上がって来ちゃったヨ~ン。
管理官1:「ダヨ~ン」は禁止になってるんダヨ~ン。
※この要塞の司令官は暗黒のフォースの力によりダヨ~ン攻撃を免れている。だからダヨ~ンとは言わないが、一方他人がダヨ~ンと言うと酷く激高するのであった。
制御官1:でも、制御棒を入れないと危ないヨ~ン。
管理官1:ヨ~ンをやめないと許可が貰えないんダヨ~ン。
制御官1:やめようと思っても出来ないんダヨ~ン。
管理官1:オレもそうだから、司令官に言えないんダヨ~ン。
制御官1:そうだ、ドロイドに言ってもらえば良いんダヨ~ン。
管理官1:それは良い考えダヨ~ン。
(そして、C-3PO型のプロトコルドロイドを探してきて)
管理官1:良いか、言ったとおりに伝えるんダヨ~ン。
ドロイド:ワカリマシタ。
(司令官室)
ドロイド:カンリカンノ デンゴンヲ ツタエニ キマシタ。
司令官 :何だ?
ドロイド:「セイギヨボウ ヲ イレサセテ ホシイ ヨ~ン!!」
司令官 :(激高)ふざけるな!(ドロイドは破壊されてしまう)
(続く)