今年2本目の映画「グッド・ライ~いちばん優しい嘘~」を観ました。
SUGIZO氏が "生涯最高の作品" と推す、スーダン難民のアメリカ移住を描く作品。
昨年に観た、「マンデラ」「大統領の執事の涙」「それでも夜は明ける」
などに近いメッセージ性を持つ、人間の本質や生きる意味を問う感動作。
冒頭にショッキングなシーンが長めに続きますが、映画としての抑揚を出すというよりは、
安全で平和な地域にも伝えるために、目を背けたくなる情報の重圧が必要だったと思います。
感動的な展開をみせる、映画用に脚色されたフィクションのストーリーとは言え、
現実として横たわるノンフィクションの部分が強く、慈悲深い内容は胸に迫ります。
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家族の絆、自己犠牲の気持ち、社会への貢献、生き方の選択...
全てが美しく、間違いなく名作と呼べる、心からおすすめしたい作品です。