今週末は平標山に滑りに行く予定でしたが、暴風雪が吹き荒れるとのことで、おとなしくしていることにしました。ちょうど、カメラをFUJI FinePix HS50EXRからNIKON COOLPIX P900に替えましたので、ヤマレコでお世話になっているLandsberg さんから紹介された都立小宮公園に行ってみることにしました。
小宮公園は、谷戸の地形を利用した自然たっぷりの公園です。先日の雪で、遊歩道が雪の覆われているため、慎重に歩き始めます。
Lndsbergさんから教えていただいたルリビタキポイントに近づくと、数人のカメラマンがカシャカシャ連写しています。おっと、いきなり主役のご登場です~(^_-)-☆
心の準備ができないまま撮影に入ったので、ピリッとした写真が写せなかったのが残念。しかも、こんなにきれいな個体には、あまり出会えませんから(^-^;
雪の上で、エサを探すシジュウカラ。胸についた氷の粒がすてきです。
明るい尾根沿いでは、ジョウビタキ♀に会えました。
木のうろの中では、ミツバチが越冬中。みんなで集まって寒さをしのいでいるようです。
しばらく歩くと、またルリビタキ♂が出てきました。やっぱり、さっきの♂の方がぐっと男前…
ルリビタキ♂ばかりに目が向いていると、「こっちにも関心をもってくれぃ」とばかりに、エナガが至近距離に近づいてきてアピール!
たくさんの野鳥に出会い、満足して帰ろうかと思うと、メジロが目の前に。
公園入口のセンダンの実を食べにくるヒヨドリを狙って待ち伏せていると、またもやルリビタキ♀タイプが!
しかも、案内看板の上に止まりポーズをとるサービスのよさ。きれいなオスだったら、小宮公園のパンフレットにでも使ってもらえたかも(^^;
ヤマガラは、大好きなエゴノキの実を地面の中に埋め込んで隠しています。ヤマガラには、このように貯食をする習性があります。
そして、狙い通りにセンダンの実を食べにやって来たヒヨドリ。パン食い競争みたいだぁ(笑)
知人のうにまるさんのHPで、
↓
http://blog.goo.ne.jp/happy_yukicchi/e/ff480d5cb7caf439e7cb0b43ae992d73
センダンの実の毒性が強いとのことが書かれていました。
人間の場合、6~7個で致死量に達するとのことですが、乾燥すると、やや毒性が低下するらしく、その頃を狙って、野鳥がセンダンの実を食べに来るのではないかと仮説を立てていらっしゃいます。
危険と言われれば言われるほど、手が伸びてしまう性格の私。落ちているセンダンの実を少しかじってみましたが、無味。その後の体調の変化もありませんでした。(絶対にまねをしないでください。→書けば書くほど、興味をもってしまう人がいるとは思いますが)
最後は、グダグダな文章になってしまいましたが、とにかく小宮公園はすごい。ルリビタキが多い。写真に撮った以外にもまだいましたから。
そんな状況ですから、来園者の9割以上がバードウォッチャー。その中の9割以上が野鳥カメラマンというちょっと独特な雰囲気になっている小宮公園でした。