日本語を素直に読めば、「違憲状態」とは「違憲」である状態、
であれば、「違憲状態」で行われた先の衆院選は無効、再選挙を行うべきだが・・

 「違憲状態」を放置してきた被告=国会のサボタージュにより、一向に「合憲状態」の選挙区割りは決められず、「合憲状態」の再選挙も適わない、「ニワトリが先かタマゴが先か」と似た「解けない知恵のわ状態」だ。

 度を越した一票の格差は、法の下の平等を謳った憲法に反するが、それ以上に、

 有権者の僅か2割の得票で、過半数の議席を占め大政党を利する、国民無視・やりたい放題の悪政を行うことが可能な、小選挙区制という現行選挙制度の方が、「法の下の平等」という精神に反するのでは?

 国民の正当な信託を得ない、安倍自民党が目指す「秘密保護法案」が成立すれば、時の政府の意に沿わない者は、戦前のように「非国民」と排除される暗黒の時代に戻る恐れが・・

 原発の危険性を訴えてきた、反原発派の人々も、福島原発事故前は、変人扱いだったが、
間違っていたのは、「原発安全神話」を捏造してきた、政・官・財・学に巣食う、安倍総理はじめ「原子力ムラ」の連中だった。

 正当な信託を得ない安倍総理は、全力で今国会での「秘密保護法案」を目指している。

 私には、熱弁を振るう安倍総理の姿が、全権委任法を可決しワイマール憲法を有名無実化、チェコに侵攻した、あの大戦前夜のヒットラーに重なって見えてしまうが。


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  47ニュースより
最高裁、昨年衆院選「違憲状態」 1票の格差で、制度改革に影響
【「1票の格差」が最大2・43倍だった昨年12月の衆院選は違憲だとして、二つの弁護士グループが選挙無効を求めた全国訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・竹崎博允長官)は20日、「違憲とまではいえず、違憲状態にとどまる」との判断を示した。選挙無効の請求は退けた。

 最大格差が2・30倍だった09年の衆院選についての前回判決と同じ判断になった。高裁・高裁支部判決では違憲判決が相次ぎ、戦後例のない無効判決もあったが、最高裁が統一判断で違憲状態にとどめたことで、選挙制度改革議論の停滞が予想される。】