ヒロシマ、ナガサキから68年、未だ被爆者は放射能の魔の手から逃れられない。
福島原発事故の被ばく者も、原発と云う魔物が吐き出した放射能と、これか先何十年も闘わなくてはならない。

 原爆を落としたのは、太平洋戦争での敵国アメリカだが、福島原発事で人々の頭上に放射能を撒き散らしたのは、原子力ムラ、東電・歴代自民党政権・・有ろうことか同胞の日本人だ。

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 NHKスペシャル
終わりなき被爆との闘い~被爆者と医師の68年~
【2013年8月6日(火) 午後7時30分~8時28分 放送予定

原爆投下から68年。今、被爆者の間で「第2の白血病」と呼ばれる病気になり、亡くなる人が増えている。原子爆弾が爆発した時放出された放射線によってつけられた、幾つもの遺伝子の傷。

その一つが、今になって発病に至ったと考えられる。被爆者の遺伝子には、あの瞬間、いわば幾つもの「時限爆弾」が埋め込まれ、それが次々と爆発するように発病していることが、長年の研究でわかってきた。

原爆投下の年に、見た目は無傷の多くの人の命を奪った急性障害。急性障害の猛威が去ったあと、被爆者に多発した白血病。様々な固形がん。そして「第2の白血病」。

被爆者の命を救うため患者に向き合い、病状などを記録し、メカニズムの解明に取り組んできた広島・長崎の医師たちの日々に密着し、ようやくわかってきた最新の知見も盛り込みながら、人々を苦しめ続ける「終わりなき被爆」の実態を明らかにしていく。】