放射能汚染水が増え仮設のタンクでは保管しきれないので海に捨てる??
そのために、アルプスという放射性物質除去設備を投入、しかし放射性トリチウムは除去できないので希釈して捨てます??

 東電は、当初から海洋投棄をする前提で、仮設のタンクで済ませていた?

 先日の電源喪失事故でも、核燃料冷却の要の電源盤が、事故直後から仮設のままだったことが発覚したが、汚染水を保管するタンクもまた、ボルト止めで、何時漏れ出すかしれない代物だった。

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 毎日JPより
福島第1原発:アルプス試運転始まる 放射性物質除去設備
【東京電力は30日、福島第1原発の原子炉冷却などで増え続ける汚染水を海に放出するため、放射性物質を取り除く新型の浄化設備「ALPS(アルプス)」の試運転を始めた。トリチウム以外の放射性物質を基準値以下にできるとしており、約4カ月の試運転で性能を確認した後、本格稼働させる方針。

 海への放出について東電は、自治体や漁業関係者の了解を得てからとしているが、福島県内外の漁業者らは「海が再汚染される」「風評被害を助長する」と強く反発している。

 アルプスは、交換式フィルターに汚染水を通し、ストロンチウムやプルトニウムなど62種類の放射性物質を除去。1日最大500トンを処理する能力があるという。

 原子炉の冷却などで生じた汚染水は現在、放射性セシウムを除去する処理を受けた後、原発敷地内の貯水タンクに保管されている。保管総量は27万トン(3月19日現在)に上り、敷地内にタンクが増え続けている。】