東電によると、「被曝管理はしているが、精査に時間がかかっている」 そうだが、
精査も何も、被曝記録を何も加工せず、そのまま提出すれば済む事、二年も経過してまだ未提出とは?

各作業員ごと被曝限度を越えないよう 辻褄合わせに、時間が掛かっているのでは?

NHK 追跡!AtoZ 「福島第一原発作業員に何が?」によれば、143人の作業員の所在が不明だそうだが、
闇の手配師が集めた身元不明?の作業員の殆どが、線量オーバーしていることは想像に難くない。

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 日本経済新聞より
東電、被曝記録未提出 原発作業員2万人分
【東京電力が福島第1原発事故後に同原発で働いた作業員約2万人の被曝(ひばく)線量の記録を、全国の原発作業員のデータを集約する公益財団法人「放射線影響協会」(放影協)に提出していないことが28日、分かった。データの一元管理システムから漏れることで、被曝限度を超えて働く作業員が出る恐れがある。

 被曝線量は、個人が持つ放射線管理手帳に記入するほか、電力会社が放影協にデータを提出し、必要に応じて照会できる仕組みになっている。

 東電は事故前まで、毎年度末までのデータを翌年度5月ごろに提出していたが、2011年3月11日以降の記録が未提出になっている。

 放影協によると、11年6月ごろに東電から「津波の影響でコンピューターが被害を受け、データを取り出せない」として、10年度分の提出遅れの連絡があった。その後も再三提出を求めたが、昨年ようやく事故前までのデータが提出された。雇用主などの情報は記載されておらず、放影協は追加を求めている。

 放影協は「放射線管理手帳はあるが、被曝管理がおろそかになる恐れがある」と指摘。東電は「被曝管理はしているが、精査に時間がかかっている」と説明している。事故後から11年度末までの分は、今年3月末までに提出できる見通しという。】