そもそも、福島事故の本当の原因は何なのか? 非常用復水器が地震で壊れたのかを確認する、
国会事故調の調査を、東電が妨害したことから察すれば、津波が主因ではない可能性が高い。

 耐震基準が甘かったことも一因であれば、より堅牢な耐震工事を義務つける必要も出てくる。

 もし、新安全基準のクリアに必要な安全対策を全て施せば、3~4年の月日と1基1兆円以上の費用が掛る。

 だから、再稼動のハードルを低くするために、伊方原発など加圧水型軽水炉(PWR)は、
格納容器が大きくベント装置がなくても当面の安全性が保たれる?として猶予期間を設けた?

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 @動画 より
そもそも、原発を「動かす」ことが前提になっている原子力規制委員会のコンセプトがおかしい/そもそも総研

 みなと横浜みなみ区3丁目さまより 
そもそも新安全基準で原発は本当に安全になるの?そもそも総研『たまペディア』 画像+共文字起こし
【一体、福島事故の本当の原因は何なのか、その解明が十分なされないうちに新たな安全基準を作ることは
可能なのか。

おりしも今日は、国会事故調査委員会の委員を務めた田中三彦氏が、東電が国会事故調による非常用復水器の調査を妨げる行動をとっていたことを告発し、依然、事故の原因調査がいまだ道半ばであることが明らかとなっている。

テレ朝木曜日の人気コーナー「そもそも総研・たまペディア」の玉川徹が、井野博満東大名誉教授、国会事故調の野村修也元委員、後藤政志元原子力プラント設計技術者らへのインタビューを交えながら、迫真のレポートで訴える。

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いままで、電力、外部電力を絶たれたというのが福島事故の原因だったんですが、これを1系統じゃなくて2系統にしましょうとか、それから、前から言われていますが、免震重要棟というようなものをちゃんと作りましょうと。

それから、どうしても圧力が高まって、中のものを逃がさなくちゃ行けなくなったときには、ちゃんとフィルターを付けて放射能が外へ出ないようにしましょうとか。

さらに、今回特徴的なのは、テロも想定しましょうと、9.11とかありましたから、航空機テロが。

ああいうものが仮にあったとして、この原子炉建屋に飛行機がぶつかったとしても、外からでもコントロールできるような新しい建物。

これは、第2制御室みたいな言われ方をしてますが、これは飛行機がぶつかっても大丈夫なくらいのものにしましょうと・・

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ということで、実は、今日の朝日新聞の朝刊ですが、「東京電力、国会事故調に虚偽」ということで、復水器というのがあるんですが、ここを国会事故調が調査の時に見たいと言ったんですが、東電が暗くて見れませんということだったので断念しました。

こうやって虚偽の報告までして、中に入って調べるのに抵抗したことがいまわかったことで、なおさら津波ではなく地震が原因だったんではないかと思わせる状況証拠の一つになりますね。

もしも地震で壊れたものだとしたら、震度5、あるいは5強の地震で壊れたことになるんですよ。大事なところなのに。

そうするとこれは、再稼働の問題ともかかわってくるわけです。もちろん安全基準の部分にもかかわって来るということです。

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大飯の時もそうでしたが、将来やるということで動かしましたね。こんども特定安全施設というのを作ることになっているんですが、それは、さらなる信頼性を高めるという位置づけになっているんです。

その、更なるというのは、どういうことかというと、当面は、それなしでも動かすということに取れるわけですね。
そのうちやればいい、というふうな。

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要求するものを全てが揃うようにとすると、どのくらいなんでしょうか、私はちょっと分からないですが、3年とか4年とかいう時間がかかると思っています。

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電力会社に聞いて、全部足しました。そうしたら、少なくとも9千億円プラスアルファです。しかも、1兆円を超えてくるだろうというのは確実です。

この中に、さっき言った第2制御室だとか、複数の外部電源だとかは入っていないんです。入らないで、こうなんです。だからこれをもっと超えてくる。

ちなみに、100万キロワット級の、これは原発1基分くらいですが、火力発電所を新しく作るとしたら、いくらかかるんですかと聞いたら、1千億円くらいで出来るそうです。

これは東京都がメーカーに聞き取りしたということですが、そうすると、例えば1兆円かかったら原発10基分くらいの火力発電所を作れるんですよ。

こういうことも含めて電力の問題を原発でやるのか、そうではないのか、ということをおカネの問題から考えても、もう一度考えるべき時かなと思います。】 一部抜粋