JPN47ニュースより
【 経済産業省原子 力安全・保安 院は11日、東京電力が2009年に提出した福島第2原発2号機の耐震安全性評価の計算モデルの一部に誤りがあったと発表した。東電が解析を委託した「日立GEニュークリア・エナジー」(茨城県日立市)のミスが原因。正しい設定で再評価した結果、安全性に問題ないことを確認したという。

 東電は震災前の3月9日に誤りの可能性があると日立GE側から連絡を受けたが、7月25日に再評価が終わるまで事実関係の公表や独自の評価をしていなかった。松本純一原子力・立地本部長代理は「事故対応に集中していたため手をつけられなかった」と釈明した。】

産経ニュース過去記事
 『玄海3号機で耐震評価ミス 安全評価の遅れ必至』
【 経済産業省原子力安全・保安院は22日、九州電力が2009年に提出した耐震安全性評価(バックチェック)の最終報告で、玄海原発(佐賀県玄海町)3号機に誤ったデータ入力が2件あったことを明らかにした。評価結果に大きな影響はないとみられるが、再提出が必要。同じ項目が含まれている福島第1原発事故を受けた安全評価の実施に遅れが出るのは避けられない情勢だ。

 保安院の森山善範原子力災害対策監は記者会見で「(評価結果は)ほとんど変わらない数字だが、ミスがあってはいけないので直してもらう。(再評価には)月単位の時間がかかり、安全評価はその後になる」と話した。

 また玄海原発のほかの号機や、川内原発(鹿児島県薩摩川内市)で実施した耐震安全性評価についても再確認が必要となるとの見解を示した。】

関連資料 原子力安全・保安院*玄海原発3号機耐震安全評価の入力データ誤り・・・

 玄海原発でも福島第2原発でも、耐震評価ミス、データ記入ミスと言うより、耐震偽装?を意図した、データの改ざんがあったのではないかと、疑うに十分な状況証拠?ではないだろうか。

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