社長になるらしい。。

さっき、仕事帰りに近所のコンビニに寄りまして。。。

そしたら駐車場のトコに、頭悪そうなバイクが停まってまして。。

何のために、あんな大きなサイレンサー付けてるんだか

意味不明なビッグスクーターが3台と、どーみても粗悪品な

黒いモリワキ風のショート管付けたバリオスが2台。。

想定通りの全車に電飾付き

オーナーと思しき馬鹿者（若者）どもは、中で立ち読み中。。

店に入って、本棚の向かいにあるペットフードコーナーで

くつした監督のご飯を物色してたら、馬鹿者どもの会話が聞こえてきた。。

なぜか一人だけクタビれた歌舞伎町の売れないホストヘルパーみたいな
ヨレヨレのスーツ着たガキ（以後ヘルパー）

「あ～。。かったしぃ～！毎朝8時に電車乗るって人間のやることじゃないっすよ！」

マサイ族の子孫みたいに耳に10個ぐらいピアス付けた先輩と思しきガキ

（以後マサイ）

「8時ぃ？俺なんか7時半にゃ家出てんぞ！」

ヘルパー「マジっすかぁ？よくやってられますねぇ！」

マサイ「おう！俺ぁ大人だからよぉ！」

ヘルパー「。。てか、マジ会社辞めちまおうかなぁ。。」

マサイ「そんで、どーすんだよ？」

ヘルパーしばらく黙ってたら、突然横に居た半キャップ被ったままのチビが

（以後チビ）

「てか、社長になった方が良くね？」

。。。なんの脈絡があったかは不明だが、突然トーンの上がった声で。。

ヘルパー「おぉ！それが有ったわ！」

マサイ「おぉ、社長になりゃガボガボ金入ってくんしな！」

チビ「俺、気づいたんすよ！就職するのはバカっすよ！
社長やりゃいいんすよ！」

マサイ「マジおめぇ頭よくね？」

幾らなんでも軽い冗談だと思ってたら。。。ヘルパー真顔で言った！

「俺、社長やるわ！」

マサイ「何の社長やんのよ？」

ヘルパー「。。。。。なんかの社長やるっ！」

チビ「社長になったらフェラーリとか乗れんじゃん？」

マサイ「おぉ、そーな！んじゃ俺も社長やるわ！」

チビ「マジっすか？んじゃ俺も社長やりますよ！」

以後の会話は、
社長になったら何を買うか。。に終始。。

俺は。。。。。。

ゆとり教育が、いかに間違っていたかを痛感して
涙がこぼれそうになるのをこらえた。。。
てか、こいつらに免許与えるな！
バイクの印象が悪くなる！

不良でもいいけど、もっと美意識とか、プライドとか、硬派な一面とか。。

そーゆー不良でいてほしいもんだ。。

俺らとは時代が違うからねぇ。。
俺もオッサンになったもんだ。。