さて、そんなこんなでやっとの思いで立て直す気持ちが盛り上がってきました。
なにごとも自分ということですが、そればかりではない状況です。
景気が回復した証として日経平均株価が高値を更新していますが、経済の実体はまだまだ好景気を実感することができません。
特にギリシャ危機はほんの少し先延ばしされただけですし、円安の要因がどんどん増えています。
円高円安については以前にも書いたように、どの時点が一番良いかなどというものは実はありません。
誰にとって都合が良いかだけです。
輸出の多い大企業は為替による利益だけでも膨大なものになっていますが、輸入に関係がある企業はどんどん苦しくなっています。
原油の価格が下がっていたので大きな問題にならないで済んだ部分がありますが、円安による危険はこれから起きてきます。
アメリカの景気が良いため、円高の要因は少ないのです。
簡単に説明しますと、世界中が不安定な状況の中、ダメだダメだと言われていた日本は相対的にまだましだと思われていました。
そうなると安定している国のお金は買われるので（暴落の可能性が少ないと考えるから円をなるべく多く持とうとします。）、円の人気がどんどん上がって円高になっていたのです。
しかし、相対的に日本よりアメリカのほうが安定していると思われれば、円は売られてドルが買われます。
そうなるとどんどん円の価値は下がって円安になるのです。
今のままだと1ドル150円までは確実と言われています。
極端な理論の方は、200円まで下がると言っています。
地震や火山の噴火が起きていますが、経済的な貧窮やテロや治安の悪化もかなり心配な状況なのです。
不幸の火の粉はいつ自分にふりかかるか分かりません。
大切なことは唯ひとつ・・・・・。
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