Heartbreaker 32 | だっちゃきaスト時々Da-iCE

だっちゃきaスト時々Da-iCE

AAAだっちゃき愛を拗らせまくって小説書いてます
愛しの秀太にだっちゃきに騒ぎ捲くったブログも♥
Da-iCEにも拗らせ愛を注ぎまくってます
想太くん贔屓目でDa-iCE小説も(* ´ ェ `*)♥
読んでくれる皆様に愛とリスペクトを♡

隆「そう言えば今年の文化祭アレやんでしょ?

最終日」

 
日「あ〜後夜祭だろ?何か生徒会と実行委員が
頑張って先生たち説得したらしい」 
 
秀「後夜祭?」
 
 
 
 
 
練習をしてる後輩たちを日陰に避難して3人で
眺めてると隆弘がスマホに文化祭のポスターを
写した
 
 
 
 
 
隆「何かさ、ベタにキャンプファイア囲んで〜
フォークダンスだって」
 
日「参加はカップルのみとか書いてんじゃん!
残念だったな、秀太(笑)」
 
秀「は?」
 
隆「まぁ、友達とか取り敢えず誰かと一緒なら
参加OKらしいけど」
 
日「良かったな、秀太」
 
秀「は?」
 
隆「でも、これキッカケで告る奴増えるな」
 
日「確かに」
 
秀「ふ〜ん(´-ω-`)」
 
隆「あ、何さ、その興味なさそうな返事」
 
秀「だって興味ねぇし、フォークダンスとか」
 
 
 
 
 
そんな事よりも、真司郎のタイムを嬉しそうに
計ってるまいのが気になって仕方ない
 
 
 
 
 
日「俺なんて千晃ちゃんとイチャつける待望の
企画だって胸がときめいて仕方ねえのに」
 
隆「本当だよ!!実彩子とイチャつく正当性を
得られるこんなビックチャンスなのに」
 
秀「アホか…フォークダンスやろ?」
 
日「おいおい、隆弘どうするよ?」
 
隆「はぁ〜、まっっったく分かってないね」
 
日・隆「「これだから彼女いない奴は」」
 
 
 
 
 
大げさにため息をついて嬉しそうに俺を指差す
コイツらのこういう時のシンクロは凄まじい
 
 
 
 
 
秀「…いるし」
 
日「あ?何が?」
 
隆「え、だから彼女だろ?」
 
日「ああ、そっか」
 
隆「そうだよ、何言ってんだよ光啓~」
 
日「ああ、悪りぃ悪りぃ(笑)何か、秀太が
彼女いるとか言うからさ」
 
隆「だよな(笑)秀太が彼女いるとか言うから
いけねんだよな」
 
 
秀・日・隆「「「………」」」
 
 
 
日・隆「「はぁあああ?!!!!!!!
∑(๑°口°ll๑)
∑(๑°口°ll๑)
」」
 
 
 
image
 
 
 

さっきまで上から目線で話してたくせに何か

知らねえけど、2人して怯えた目で俺を見る

 

 

 

 

 

秀「んだよ、いちゃいけねえのかよ?!」

 
日「や、や、や、そんな、滅相もない!」
 
隆「え?え?え?いつ?いつ?いつ?!」
 
秀「教えねえ」
 
 
 
 
 
つか…………近くね?(´-ω-`)
 
ストップウォッチなんか渡しゃいいやん
何でくっ付いて覗いてんだよ
 
 
 
 
 
隆「おーい!秀太!!聞いてんのかよ!!」
 
秀「あ?」
 
日「あ?じゃねーよ!何、秘密主義炸裂さして
んだよ!」
 
隆「そーだそーだ!俺の事は包み隠さず知って
るくせに自分だけ内緒とかずりーぞ!」
 
秀「お前が勝手に話してくんだけだろ!」
 
 
 
 
 
嬉しそうな笑顔向けてるまいに、昨夜みたいな
腹ん中のモヤモヤが膨らむ
 
眉間に寄ってくシワが自分でも分かる
 
 
 
 
 
隆「よーし!こうなったら、長谷ちゃんの方に
聞きに行こう!٩(*>▽<*)۶」
 
日「そーだな!秀太よりは落とせそうだし!」
 
秀「あぁ?つーか相手誰とか言ってねえし」
 
隆「そんなん長谷ちゃん以外いるわけねえし」
 
秀「んなの分かんねえじゃん」
 
日・隆「「はぁ〜」」
 
隆「もしもし秀太くん?」
 
日「俺たちの友情舐めんなよ?」
 
 
 
 
 
2人に両サイドから肩を組まれる
 
 
 
 
 
隆「お前が長谷ちゃんに惚れてんのなんてな?
俺らのが先に気付いてんだよ」
 
日「後、さっきから真司郎にイラついてんのも
バレっバレだからな」
 
秀「あ?勝手に気付いてじゃねえよ」
 
日「さ、コレで晴れて俺も自由の身٩(*>▽<*)۶
もう邪魔してくんなよ、お兄様」
 
秀「誰がお兄様だ、エロハゲ!!」
 
日「人のエロ事情に口挟んでくる暇があんなら
長谷ちゃんと濃厚な時間作れよ❤︎お兄様」
 
隆「そうそう、女子はいいぞぉ❤︎柔らかいぞぉ
実彩子なんてさ…」
日・秀「「お前の話は聞いてねえ!!」」

隆「?!!∑(๑°口°ll๑)」
 
 



隆「何だよ~!聞けよ~!・゚・(。>д<。)・゚・
日(お前のは生々しすぎんだよ)
秀(実彩子が可哀想やろ)
 
 
 
{9A274500-C54B-4F4E-9F60-8ECD665BF256}
 
 
 
 
日「千晃ちゃーん!秀ちゃんがイジメる〜」
 
千「キャッ///
 
 
 
 
 
合宿最後のメニューも終わってお疲れ様でした
の声と同時に日高先輩が抱きついてくる
 
 
 
 
 
秀「日高てめっ!!(╬⊙д⊙)」
 
日「暴力反対っ!暴力反対!」
 
千「もぉ!ケンカしないのぉ!」
 
 
 
 
 
背中からハグしてくる日高先輩をその後ろから
秀ちゃんが蹴って2人で暴れてるから右へ左へ
振り回される
 
 
 
 
 
千「もぉ、目が回るってば秀ちゃん!」
 
秀「うるっせ!日高に言え!!」
 
日「あ~!!長谷ちゃん助けてー!」
 
ま「へ?!」
 
 
 
 
 
日高先輩のその声に驚いて目を丸くするのが
ボサボサになった前髪の隙間から見えた
 
 
 
 
 
隆「いやいや長谷ちゃんでもさすがにムリやん
野生に帰ってる秀太止めんの(笑)」
 
日「秀太テメっ!ガチで蹴んじゃねえよ!」
 
隆「長谷ちゃん、いいの?秀太で本当いいの?
超凶暴な野生児だよ?!!」
 
 
 
 
ちょっ!隆弘先輩!!!∑(๑°口°ll๑)
 
 
 
日「長谷ちゃーん!引き返すなら今だよ!!」
 
 
 
日高先輩まで?!!!!∑(๑°口°ll๑)
 
 
 
 
 
ちょ、ちょ、ちょっと2人とも~!!!!!
 
まいちゃんと秀ちゃん今ビミョーな関係なの!
デリケートな関係なの!!!
オロオロ(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)オロオロ
 
せっかく今日は颯くんが何も言わないって安心
してたのにぃ!!
ドウシヨ!!(。艸゚;*三*;。艸゚)ドウシヨ!
 
 
 
 
 
秀「うるっせぇなぁ!!」
 
 
 
 
 
ほらー!!!秀ちゃん怒ったー!!
ΣΣ(°Д°;≡°Д°;)
 
どうしよ、どうしよ、どうしよ!!!!
 
 
 
もう完全にボサボサになった髪の毛が視界を
塞いで、まいちゃんの顔が見えない

 

 

 

 

 

 
秀「まいが良いっつってんだから良んだよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

………え?

 

 

 

 

 

 

日「うーわ、言うねぇお兄さま」

 
秀「うるせっ!」
 
 
 
 
 
 
………怒って…ない?
(怒ってるけど)

 

 

 

 

 

 
隆「かぁ〜っこいいお兄さま」
 
秀「おめーまで呼んでんじゃねぇよ!」

 

 

 

 

 

 

え?

 
え?
 
え?

 

 

 

 

日高先輩と隆弘さん2人に髪の毛もみクシャ

にされた秀ちゃんが

 

チョット赤くなって…怒った顔してるけど

 

 

本当に…怒ってるんじゃないのが伝わる

 

 

 

 
こ、これって……
 
 
 
 
 
 
千「まいちゃん?」
 
ま「//////////////////

 

 

 

 

 

目の前の状況に頭が追い付かなくて

 

さっきまで…背中にあった、日高先輩の温度が

秀ちゃんに移ったのに何だか身体が重い

 

 

答えを求めて、見つめた先にいるまいちゃんは

見たことない位に真っ赤になった顔を恥ずかし

そうにジャージの袖を伸ばした手のひらで隠し
ながらも、何とか私と視線を合わせて
 






小さく頷いた