ドイツリーグ(ドイッチャーマイスターシャフト第3戦)
18日
レーゲンスブルグ・レギオネーレ14‐1パダーボーン・アンタッチャブルズ(7回コールド)
2012年シーズンのドイツ王者の座には、三度レーゲンスブルグ・レギオネーレがつくことになりました。第1、2戦と連勝して迎えた第3戦、ホームに1500人の観衆を集めたレギオネーレは、初回から相手先発のユーゲン・ハイルマンを滅多打ちに。ハイルマンをわずか1回2/3で、7安打7失点と攻略してマウンドから引きずり下ろすなど、序盤3イニングで9得点を奪い、早々と試合の主導権を握りました。投げては、先発マイク・ボルセンブロークが7回を3安打1失点に抑え、アンタッチャブルズを圧倒しています。
これで、レギオネーレはブンデスリーガで3連覇を達成。2008年以降でも、5年間で4度目のタイトル獲得となります。また、チームを率いるマルティン・ヘルミグ監督にとっても、今回の優勝は節目となる10回目。ドイツの絶対王者としての座を、しっかりと確立したと言っていいでしょう。今季は、過去2シーズンで投手陣の中心的役割を担った、チェコ代表右腕のボリス・ボカーイ(前ベースボール・グロッセート)が不在だったにもかかわらず、その穴を感じさせない勝ちっぷりは見事でした。リーグ優勝おめでとうございます。
一方、敗れたアンタッチャブルズは、昨年に続いて同じレギオネーレに屈することとなってしまいました。2戦目までは、敗れたとはいえともに1点差ゲームであっただけに、第3戦で大きく崩れてしまったことは、彼らからしても悔しい結果でしょう。2年連続での準優勝という結果に対して、おめでとうと簡単に言ってしまうのは残酷かもしれません。しかし、それでもゾーリンゲン・アリゲーターズやボン・キャピタルズといった、同地区のライバルたちを抑えてここまで来たことは、やはり称賛に値することは間違いないはずです。来シーズンこそは、3度目の正直を目指して頑張ってもらいたいですね。お疲れ様でした。
ソース：http://www.mister-baseball.com/german-finals-buchbinder-legionaere-threepeat/
オランダリーグ(オランダシリーズ第1～3戦)
16日
DOORネプチューンズ2-4コレンドン・キンヘイム
18日
コレンドン・キンヘイム3-1DOORネプチューンズ
19日
コレンドン・キンヘイム7-3DOORネプチューンズ
どうやら、プレーオフに入ってからのキンヘイムの指揮官交代は、ここまでは大当たりであるようです。7回戦制で年間王者を決めるオランダシリーズで、一昨年のリーグ覇者であるネプチューンズと対戦しているキンヘイム。ここ数年は、格上としての地位を維持し続けている強豪を相手に、厳しい戦いが予想されました。しかし、16日の第1戦で相手先発のディエゴマー・マークウェルを攻略し、白星先行を決めると、続く2試合でもしっかりと白星をものにし、一気にシリーズ制覇に王手をかけています。果たして、キンヘイムはこのまま押し切ることができるでしょうか?次週の第4戦は、文字通り勝負の1戦となりそうです。
ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/holland-series-corendon-kinheim-strucks/
http://www.mister-baseball.com/holland-series-corendon-kinheim-takes-30-lead/
イタリアリーグ(イタリアシリーズ第3～4戦)
16日
テレマーケット・リミニ・パイレーツ3-7T&Aサンマリノ・タイタンズ
17日
テレマーケット・リミニ・パイレーツ3-2T&Aサンマリノ・タイタンズ(延長11回)
第4戦までが行われたイタリアシリーズは、依然としてタイタンズがリードを保つ状況が続いています。16日の第3戦では、初回に早々と2点のリードを許しながらも、一昨年の三冠王であるカルロス・デュランの1本塁打4打点の活躍などで逆転勝ち。これで3戦全勝とし、タイタンズがシリーズ連覇に王手をかけます。しかし、第4戦では後がないリミニが意地を見せ、延長11回裏にジャック・サントラの適時打でサヨナラ勝ち。4連敗で一気に押し切られそうなところを、かろうじて踏みとどまってみせました。この1勝で、シリーズの流れが変わることは果たしてあるのか?第5戦の試合の行方が楽しみです。
ソース一覧
http://www.mister-baseball.com/italian-series-ta-san-marino-win-defending-title/
http://www.mister-baseball.com/italian-series-telemarket-rimini-avoids-sweep/