明日より、待望の第88期棋聖戦5番勝負「羽生棋聖-斎藤七段」開幕。。
10連覇を目指す羽生善治棋聖に
関西のニュースター斎藤慎太郎七段が挑戦する
第88期棋聖戦5番勝負。。
新鮮な顔合わせとなった注目の番勝負が
明日、兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」にて
いよいよ開幕の時を迎えます。。
羽生棋聖の前期成績は
49戦27勝22敗(.551)。順位戦はA級で6勝3敗。
春の名人戦から4タイトル戦連続出場を果たし
防衛に成功、三冠を維持して今期を迎えました。。
プロ入り以来初めて年間勝率6割を切り
他の棋戦優勝もゼロと、かつて経験したことのない
危機感に包まれ迎えた今シーズンはここまで1勝1敗。
対局数も少なく、6月からの反攻に期待が高まりますが。。
対します、若き挑戦者
斎藤七段の前期成績は37戦28勝9敗(.757)。
順位戦はB級2組で9勝1敗の好成績で見事優勝。
今期のB級1組昇格を決めました。
長身で細身、端正な顔立ちにめがねが良く似合い
女性人気が極めて高い斎藤七段は現在、24歳。
奈良県奈良市のご出身で、畠山鎮七段門下。
生粋の居飛車党で、現在の若手有力棋士らしく
研究がものをいう「横歩取り」と「角換わり」を主戦据え
高い勝率を誇ります。。
羽生棋聖にとっては
前期の挑戦者・永瀬拓矢六段と同様に、勢いのある
伸び盛りの若手精鋭との番勝負はやり難さとやりがいが
高いレベルで交錯する、望むところの顔合わせ。。
関西の新若大将が紡ぐ最先端の将棋に
百戦錬磨の羽生棋聖がどう対処し、勝利を狙うのか。。
今後の試金石ともなるシリーズとなりそうです。
気になる両者の対戦成績は
過去に一度だけ実現し(2015年8月)
その時は先手の羽生棋聖が「横歩取り」で勝利。
開幕戦の手番は振り駒で決まりますが
どちらが先手となっても、戦型は相居飛車が本線。
羽生棋聖が先手なら「横歩取り」、後手なら「角換わり」が
それぞれ有力に思われますが、果たして。。
対局開始は午前9時より。
羽生棋聖に新進気鋭が挑む注目の番勝負を
ぜひ、お見逃しなく!
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女流将棋のレジェンドを熱烈応援!
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見えてきた今期名人戦の意味と価値。。
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名人戦/第5局・一日目の所感
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次局は6月2日
今期全勝の澤田真吾六段と対戦。。
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