資料館・博物館企画運営研修 | 益々!昌益~安藤昌益資料館を育てる会のブログ~

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江戸時代に日本が生んだ大思想家、安藤昌益。
自然を愛し、農業を愛し、人間を愛した町医者でもあります。
このブログでは、現代に息づく昌益&安藤昌益資料館で奮闘するスタッフの日々をお伝えします!HPはhttp://www.npo-cross.jp/shoeki/へ!!


皆さん、こんにちは。
前回の研修報告に続き今回は
『江戸東京博物館』についてご紹介します。

こちらもスタッフHは初めて行かせていただきました。
両国駅を降りて少し歩くとすぐに巨大な建物が二つ
見えてきましたが、それが江戸東京博物館と国技館でした。
完全におのぼりさん状態で見上げてしまいました

江戸東京博物館は江戸東京400年の歴史と文化を
展示している大規模な博物館です。
江戸ゾーンでは江戸庶民の自然との共生、モノとの
共生、人との共生という生活スタイルをわかりやすく
展示しています。
東京ゾーンでは大正12年の大震災と昭和20年の
東京大空襲の様子の展示を通して、惨禍のなかか
ら市民の強い復興への力を展示しています。
その他、特別展は年に何回かにわけて行なっています。

ちなみに今回は「平清盛展」でした。
何といっても国宝・平家納経は本当にうっとりするほど
美しいものでした。
平清盛が一族の繁栄を願い厳島神社に奉納した平家
納経三十三巻は、願文・法華経二十八巻・無量義経・
観普堅経・阿弥陀経・般若心経から成る装飾経です。
経典に施された装飾は絢爛豪華で、平家の栄華を今に
伝えています。
これはずっと見ていたくなりましたねぇ・・・。

さて、常設展は入ってすぐに江戸の象徴ともされる
日本橋がどっしり構えており、お客さんを迎えてくれます。
どなたも日本橋を渡って、そこから展示を見ていただこう
という仕組みになっているそうです。
橋を渡ると寛永の町人地や大名屋敷などの模型がありました。
江戸ゾーンには町の暮らし、武士の生活、出版と情報、
江戸の商業などの展示がありました。
当時の生活の様子がわかる資料は模型をはじめ、
屏風に描かれた絵などもあり、建物の細部まで鮮明
に描かれていました。
参勤交代に使われていた乗物にも実際に乗れたりしま
したよ。

東京ゾーンでは時代は変わって明治に入ってからの
欧米文化の受容についてや、大東京市の成立から
東京都誕生までや、大正12年の関東大震災など
東京の歴史を隅々まで学ぶことができます。

江戸東京博物館は「お客様に感動していただく」
という方針のもと運営されているそうですが、
やはり全てにおいてスケールが大きいので
大人でも楽しめる、感動できる博物館でした!
皆さんも是非一度行ってみてください

江戸東京博物館でも職員さん、スタッフさんには
大変お世話になりました。
お忙しいところ長時間、本当にありがとうございました。
今回の貴重な体験を大いに活かし、精励する所存であります。

ありがとうございました。


 



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