受診控えての死亡推定数千人公式には67人 | NPO法人生涯青春の会

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ここに収録する記述は、会報、エッセイ「癒しの森」、高齢者情報、日々の映像のまとめなどです。

  • 国保死亡事例:受診控え死亡67人 困窮し無保険などで--昨年・全国
    http://mainichi.jp/select/wadai/news/20120221ddm008040098000c.html
    国保:保険料軽減世帯を拡大 年収266万円以下に
    http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120125k0000m010104000c.html

    全国約1800の医療・福祉機関でつくる全日本民主医療機関連合会(東京都文京区)は20日、国民健康保険の保険料が支払えず事実上「無保険」状態になるなどして、受診を控えて病状が悪化し、昨年1年間に少なくとも全国で67人が死亡したと発表した。・・・者会見で民医連の湯浅健夫・事務局次長は「調査結果は氷山の一角で、全国で数千人が亡くなっている可能性がある。『金の切れ目が命の切れ目』にならないよう医療費の自己負担を軽減するなどして、医療へのアクセスを早急に改善することが必要だ」と話す。(以上報道の一部の引用)

     低所得者にとって日本の健康保険料の負担が重いのである。
    ここでは所得によって保険料軽減世帯の内訳を引用したい。
    3人世帯で年収98万円  7割軽減
    3人世帯で年収178万円 5割軽減
    3人世帯で年収266万円 2割軽減」
    情報のポイントは、年収266万円対象者が約1600万人もおり、加入者全体(約3500万人)の5割弱もいることである。
    2月18日 年金収入が年間約77万円以下の人500万人
    http://ameblo.jp/syogai1/entry-11168752690.html
    と題して書いたが、洪水の話題となってタイでは、低所者の電気料は無料である。日本でも貧困層に対する抜本的な対策が求められると思う。