完全受け売り演技論シリーズ
今回は【特別番外編】としてお届けします！
本日WSへ参加して来ました！
主催は四ッ谷四丁目交差点に拠点を構える芸能プロダクション
井上泰治監督WSがご縁で、今回のWSへ参加させていただく事が出来ました。
はっきり言って凄かったです！
無茶苦茶勉強になりました！！
まずはお世話になった先生のご紹介をさせていただきます。
（サラエンターテイメント講師紹介
より抜粋）
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明石 渉 （あかし わたる）プロデューサー
日本大学芸術学部映画学科を卒業後、三船プロダクションに入社。宣伝広報兼芸能部長。
三船敏郎を担当。三船プロ製作の映画、TV及び『レッド・サン』、『1941』など海外進出作品の宣伝パブリシティを全て担当。 その傍ら、新人の竹下景子、中野良子、かたせ梨乃らを世に出す。
東北新社、Gカンパニーでプロデューサーとして新人を起用した作品製作に力を注ぐ。 企画プロデュースの『くノ一忍法帖』が朝日新聞などマスコミで高く評価得てヒット、ビデオ業界に時代劇路線を築く。 キング・ゴールド賞を3度受賞。他に、TVの二時間ドラマや対談番組、映画『ダブルス』などをプロデュース。
その傍ら、新人俳優の育成に励む（NHK、夕刊フジなどで紹介される）。
現在、ティンカーベル代表取締役兼プロデューサー。
【主な作品】※タイトル、主要キャストのみ明記
TVアニメ 『機動警察パトレイバー』
『くノ一忍法帖』 水野美紀、白島靖代
『くノ一忍法帖Ⅱ 聖少女の秘宝』 黒田ユキ
『くノ一忍法帖Ⅲ 秘戯伝説の怪』 若林志穂
『おんな犯科帳』 石原良純
『美女（むすめ）奉行』
『素顔になりたい』 貴石彩子 阿部寛
TV 対談番組『ヴィーナスたちの午後』 司会 福島敦子
『野良犬2匹に猫1匹』 木村一八、野村祐人、長嶺尚子
TV 対談番組『素敵な関係』
『野獣の肖像』 的場浩二、細川直美
『ダブルス』 萩原健一、鈴木一磨、川原亜矢子
TV 女と愛とミステリー『古都奈良殺人ライン』 村上弘明、安達祐実
※「キングゴールド賞」３回、「ビデオ・オブ・ザ・イヤー優秀作品賞」１回、「ビデオでーた誌1995年度ベスト20」にも選ばれる。
他に、東京国際ファンタスティック映画祭特別招待作品『ゴキブリたちの黄昏』キャスティング・ディレクター担当。 ／ オードリー・ヘップバーン写真集『Audrey』（シンコウミュージック刊）、 写真集『大人になりたい』（近代映画社刊）、写真集『くノ一忍法帖』（近代映画社刊）の企画、ディレクション。
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驚きましたよ。
つい最近このシリーズで話題にしたばかりの、三船敏郎、オードリー・ヘプバーン（敬称略）の名前が・・。
それだけじゃありません！
今回一緒に参加した俳優仲間、野口 広晃
さん、小山田モナ
さん。
このシリーズの愛読者だそうです(*^^*ゞ
有り難いことです。めっちゃ長くて僕も途中で休むのに（笑）
そのお二人が口を揃えて言っていたのが、
このシリーズに書かれていることと同じでビックリ！？
・・と言う事でした。
勿論僕自身も内心無茶苦茶驚いてましたし、明石プロデューサーのお話の中にリンクする部分（特に俳優として日々在るべき姿勢や演技と言うものの根本に関わる部分）が出て来る度に、心の中は感動が渦を巻き、思考は興奮狂喜乱舞（笑）
勿論まったく同じ言葉では無く、明石プロデューサー御自身のお言葉ですが（当たり前です）、その言わんとする内容がまさに同じでしたので、“いいものは皆で共有したい”と言う、僕の単なる思い付きで始めたこのシリーズ、書き始めたのは「もしかしたら必然の偶然だったのかも？」「これも“縁”なのかも？」と不思議な気持ちになりました。
しかも書いてる僕自身も、ちょっと難しくて実は腑に落ちてなかった部分も、明石プロデューサーのお言葉で氷解し、一気に腹の中に収める事が出来ました。（これは僕だけじゃなく仲間も！）
現在も一線で活躍し、実績やキャリアでも一流の方が語る事は、言葉こそ違っても、僕ら俳優に望むこと、求めること、やって欲しいこと、やらなければいけないことの「根底」にあるものは同じなんだな～と、ますますこのシリーズに自信が持てる様になりました！(^^)v
実は内心「しつこいかな？」「難しくてつまんないかな？」「飽きられてないかな？」等々かな～り不安でしたよ（笑）
たたでさえ長文で、内容だって僕ら俳優達、引いては映像・演劇界そのものへの「ダメ出し」のオンパレードですからね。
だから“そろそろウザがられてるかも？”と思い掛けていた頃でした・・実は^_^;
と言うわけで
続行決定！！
ネタ的にはあと５～６回位ですけど（笑）
他人の言葉だろうがいいものはいい！
俳優としてこれからも生きていく上で、
参考になる、ヒントになる、刺激になるのなら、ひとりで抱え込むより共有しよう！
それが仲間達の今後に、続ける上での「希望」や「光」を見出す助けになるのなら！！
・・と、ロンリネスオヤジ俳優は思いました（笑）
読んでて聞いてて心が動けば、それが「求めていること」かも知れないし、その「答え」、或いは答えに導く「ヒント」なのかも知れません。
そして今日、明石プロデューサーの言葉の中に、僕はそれをたくさん見付ける事が出来ました。
参加する事が出来て本当に良かったと、今こうして文章を叩きながらも未だ興奮醒めやらず（笑）
「皆のことを心から理解したいから、僕は皆と同じ目線でお話しをします」
そう言って、机ではなく僕らと同じ床に座って下さった、明石プロデューサーの愛と誠意に心より感謝です。
※今回は「稽古」「指導」と言うより「コミニュケーション」メインでしたので、そこを踏まえた上での感謝の言葉です。決して他意はございませんので念のため<(_ _)>
では最後に、そのすべては流石に紹介しきれませんので、特に重要だと思える内容を、12ページにも及んだ箇条書きメモより抜粋して“そのままの形で”お届けします。なので意味不明な部分もあるかもです（笑）
因みに明石プロデューサー、及び主催者側からは「全部載せてもいいですよ。他人の言葉であろうといいものはドンドン発信して下さい。それが業界全体の為にもなるんですから。(^^)」と言う、もう神の慈愛に満ちた福音とさえ思える程の有り難いお許しをいただきました♪
【俳優の条件】
・自分に気付く事
・他人との交流
・人を好きになる
台本には必ず「相手」がいる。
相手のニュアンス、その変化に反応する。
一生懸命話を聞く姿勢。
自分の世界を押し付けない。
例）嫌な事をされた
→それを真似て再現してみる
→相手の気持ちを探る
→人に入り込む
＝「演技者」
・自分がやりたい事をやる＝アマチュア（趣味）
・役が「やるべき事」をやる＝プロ
「何故こう言うのか」「何故こう動くのか」「何故・・」
その役を演じる上で「やるべき事」は何かを考える（創意工夫）
・人の心は「技術」だけでは動かない。
「自己」と言うモノが確立されている事。
言葉とは「心の響き」であり、テクニックでは決して無い。
・究極の演技とは、それが演技には見えない演技。
その技術が自然に見えるようにするのが稽古の目的。
・相手の役を知ろうとする努力
・人の気持ちを読まないと自分の気持ちがわからない
・相手の空気が読めた瞬間に普段の自分にないものが出てくる
・「欠点」を「特性」に変える
→欠点はダイヤモンドたり得る
・誰と出会うか？
「どんなに才能が有ろうが無かろうが“誰に出会うか”だぞ」（三船敏郎）
「自分に向き合ってくれない人には結果は出せない」
・俳優とは「他人になること」
・恥を晒け出せる人が強い
・努力しない人はそこで止まる
・演技の追求（自分磨き）は一生モノ
・上手い下手よりその人自身の「魅力」がすべて（自己の確立）
→何故選ばれたのかを考える
→技術では無く「魅力」
・自分を囲わないこと（社会通念上の姿で）
【台本の読み解き方】
・物語の流れを読む
・「行間」を読む
・書かれていないことに気付く（創造・想像）
→役を探る時「自我」を忘れる
→やりたい事じゃなく「やるべき事」を探る
・台詞を覚えるのは「言葉を自分のものにする為」
「作家（演出家）は何を求めているのか？」を読み取ること。
楽しさがあれば「現実」は乗り越えられる！
－以上－
かなり端折ってます（笑）
事細かに意味を書く事も出来なくはありませんが、そこは参加した者のせめて特権にさせてください(*^^*)
「知る」ことと「出来る」事は違う。
得た事をひとつずつ、ひとつでも多く自分のものとする事が肝心。
一日一日が勝負
最後に
お忙しい中、お話しを聞かせていただいた明石プロデューサー。
稽古場だけじゃ無く、ありふれた日常の中にもたくさんのヒント、活用出来るモノが転がってると言う事を再認識させていただきました。
ますは「人を愛すること。好きになること」ですね！いっぱい愛しちゃいますので、修羅場になっても知りません。嘘です。(*^^*)
主催していただいたサラエンターテイメント様
「出会いから拡がる“いいこと”を広めたくて今回の様なＷＳを開きました」
本当に素晴らしいＷＳでした！
再会もあり、新たな出会いもあり、そこから続きそうな予感めいたものもあり、これが「無料」だなんて太っ腹過ぎます！（笑）
でも「タダより高いものは無い」の言葉が示す通り、その中身は演技者としての心の価値を高めてくれました。
それを技術に活かして「感動」を伝えていく事が、伝えられた僕らの責任みたいなものですから、そう言った意味でやはり高価です。高価すぎてとてもじゃありませんが返せませんので頑張ります！（笑）
ありがとうございました！！
Vol２開催を是非♪
PS：書き始めて既に3時間経ってたし（笑）
【今日のありがとう】
・今日のWSそのものに！
・求めよされば開かれん！の言葉に（再掲）
・「縁」とはやはり「必然」であり「偶然」は無いと言う事に
・生きている奇跡に
・生かされている奇跡に
by：
しゃと
∞∞＜セルフPR＞∞∞