『迷子の大人たち』という映画があるけれど、歳を重ね、経験もそれなりに重ねてきたのに人生を迷い生きている人たちは多くいるのではなかろうか。迷いの大小はあれど。
重要なことは、自分が迷っているということに「気づけているか」どうか、ではないかと思う。
そういう意味では「一心不乱」というのはある種、幸せな状態なんだろうと振り返ることができる。
そんな人生の流れが過ぎ、ふと自分と向き合う時間ができた時、どんなものが心を、頭をよぎるか。
そこをしっかり見極められたら、自分が何に迷い、立ち止まっているかに気づける。
けれど、多くの人は、見て見ぬフリをする。そして、所詮これが現実なんだ、と自分を諦めてしまう。
こういうことは無意識に起きているから恐ろしい、というのが私の実感で、「そうはいくか」と歯を食いしばる負けず嫌いな自分を発見する(笑)
私の場合は「こうしたい」と思ったことを実現させることが、自分の人生から迷いを1つ1つ払拭させる術なのだろう。
そのチャンスは必ず来る。誰にでも。
無理だ、と諦めていたことを1つ思い出し、それを行動に移すと不思議なことに、また諦めていたことをふと思い出す。そして、行動に移す。
♬「カエルの歌が〜(カエルの歌が〜)聴こえてくるよ〜(聴こえてくるよ〜)」♬
みたいに1つ目の後に、その1つ目を追いかけるように2つ目の行動に移す。大変な労力がいるけれど。
「でも、これって愛なんだよね」と気づき、ふっと心が楽になり、何とも言えない充足感が湧き上がってくる。
そして、更に更に、自分に対し充足感を与えてくれるものを求めていく。そのサポートも入ってくる。
自分が心から望んだことは、潜在意識はしっかり覚えているのだろう。自分は忘れていても。
まるで、いつか叶える時を図っているかのように、その時を待っているのではないか。
そして、そのチャンスの時が来たら「今だよ」とサインを送ってくるのだ。これは私の実体験からの確信だ。
ふと空を見上げる時間、そんな時は自分と向き合っている。
「これでいいのかな?」
この問は、私にとっては、人生を丁寧に生きている証となる。自信がないからではないのだ。
この充足感、ここからまた新たな夢の扉が開く。
この夢の扉の向こうには、
゛まだ見ぬ君が待っている゛(※)。
(※)『遠くへ』by 福山雅治
私の人生のテーマソングです🌸