☆kaーbi☆ちゃん。 | 宵の明星(卵巣がんを受けとめて)

宵の明星(卵巣がんを受けとめて)

2009/2父がすい臓癌3月母が肺癌発覚。二人の看病中同年/11月私に卵巣癌発覚。自分の抗癌剤治療中(TC6回)両親を看取り喪主を務める。2011/3再発TC11回終了。途中カルボアレルギー。2012/10カルボ脱感作+ジェムザール、ハイカムチン、ドキシル、アバスチン治療中


もう私の本棚の詩集に、人を送る言葉はないよ。
悲しい思いはもうたくさんだ。
歌えない。
息も続かない。
胸がつぶれてしまいそうだ。


だけど私は食べて飲んで、日常を生きている。


それがどうしても罪だと思ってしまう。
吐くまで飲んで、次の日、あたりまえに二日酔いで、
そしてあたりまえに回復していくことに涙が出る。


たくさんの愛にささえられていたね。
笑顔の影にたくさんの生きる苦労をしてきたね。
病気のことも二人で大笑いして、ほんとに大笑いして、
ほんとに笑い飛ばせるならそうしたかった。


カービー。
ゆみさんといると病気を忘れてられるよ。って笑った。
一緒に撮った写真を見て、いちばん自然に笑ってる。って喜んでた。
うん。
カービー。
大好きだったよ。
もっとずっと一緒にいられると思ってた。
大好きなカービー。
声をかけたら定まらない眼で、その大きな瞳を開いて私を探した。
そしてくくくって声を出して笑った。



12月27日9時48分。

またね。カービー。

カービーへの想い。




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