天皇杯、栃木県代表チーム決定戦。
栃木トヨタカップ決勝。
栃木SCの初戦は決勝戦。俗にいうところのスパーシードとして登場したのですが……
対戦相手は、JFLの栃木ウーヴァFC。
ちなみに。
栃木SCの「栃木」は「栃木県」を、栃木ウーヴァFCの「栃木」は「栃木市」を意味しています。
J3優勝を目標に掲げる栃木SCが負けていい相手ではありませんし、この試合に負けるようなら、その目標は今シーズンも叶わぬ夢に終わってしまう可能性が高まります。
天候は雨。
地元局での生放送あり。
そんな状況でしたので、グリスタに足を運んだ両チームサポの合計は、僅かに929人という寂しさ。
そんな寂しいグリスタで行われた試合。
栃木SCには、結果も寂しいものでした。
■ 栃木トヨタカップ決勝 試合結果
栃木SC 0-1 栃木ウーヴァFC
前半 0-1
後半 0-0
得点者:'41福田(栃木ウーヴァ)
GK 竹重安希彦
DF 広瀬健太
DF 尾本敬
DF 福岡将太
MF 西澤代志也→杉本真(後半76分)
MF 仙石廉
MF 夛田凌輔
MF 宮崎泰右→竹中公基(後半0分)
FW 岡崎建哉→安藤由翔(後半0分)
FW 上形洋介→廣瀬浩二(後半76分)
FW 西谷和希
主審 岩崎創一
なかなかシュートまで行けぬもどかしい攻撃。
中盤のプレスは、ウーヴァの方に分があったように見えました。
前半、シュート本数は2本。
公式記録上のことですが、リーグ戦であったのなら、ひょっとすると0本という記録だったかもしれません。
正直、「チャンス」と言っていいような場面は、なかったのかもしれません。
引いて守る栃木ウーヴァFCに苦戦する中、前半はスコアレス・ドローかと思われた前半41分。
ボールをつながれる中、中央正面に完全なるフリー域がありました。
ゴール裏の真正面から見ていたその瞬間、「失点する」と、脳裏に浮かんだくらいです。
福田にミドルシュートを豪快に決められて失点。
この得点が決勝点になろうとは……決定力に欠けるチーム状態は、今後のリーグ戦に不安を残す結果でした。
後半は、終始、栃木SCのペース。
サイドからの攻撃を軸にウーヴァゴールに迫りますが、クロス精度が悪かったり、シュートが大きく枠を外れたりと、得点が本当に遠い……
決まった!?
そんなシーンが2度ほどあったかな?
それでも、枠を外れ……GK花田に阻まれ……
よもやの無得点による敗戦に、ブーイングが出ましたねぇ。
まあ、それも仕方がないことでしょう。
J3優勝を狙うチームが、JFLのチームに負ける。
しかも、無得点で。
何よりも、スタメンがほぼ“ガチ”であったこと。
これで、無得点の敗戦ですから……
勝負の世界ですし、相手も勝つために試合をしているのですから、このような結果も当然にあり得ることでした。
ですので、受け入れるしかないのも当然なのですが……
心配なのは、この敗戦がリーグ戦に悪い影響を与えないのか……その一点。
昨シーズンも同じように敗戦し、そこからチーム状態は下降線を辿った……そんな分岐点となった試合でしたから……
来週の沼津戦が、不安で仕方がありません。
このチーム状態で、勝点3を奪うことができるのでしょうか。
選手には、「頑張れ」としか言えません。
どうか、この敗戦を引きずらないように。
リーグ戦に集中できる結果なのだと前向きに捉え、沼津戦に備えてください。
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