効率よりも効果を優先して考える発想は大切です
「ツボを押さえる」という表現が
あります。
「そこを押さえる(押す)と効き目が
あるけども、その箇所以外を押さえ
ても(押しても)まったく効果がない」
ことを意味します。
実際、身体のツボを熟知している人
がマッサージを行えば効果てきめん
ですが、素人で何も知らない人が
マッサージをするとツボでないところ
を押すだけで痛いだけです。
しかも、じゃあ2人なら・・・3人なら・・・
といくら増えても、所詮は素人の集まり
であれば何人がかりでマッサージを
しても本当に痛いだけ・・・迷惑なだけ
になります。
たくさんの素人よりも、たった一人の
玄人(熟練者)のほうが品質・効果の面
では勝ります。
勘所(かんどころ)というか、ツボと
いうか、仕事でもそうした要所・急所
を抑えた仕事をすることが大事です。
ツボを抑えていない仕事は、求める
状態になるまで何回もやり直しに
なったりします。
効率を求めすぎるとかえって失敗
することがあるわけです。
物事は効率よりも効果を優先する
ことが大事です。
そして、効果が同じであれば効率を
考える・・・という順番のほうがうまく
いくことが多いと思います。
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