安倍政権がインフレになることを目指して
いる以上、セオリーで言えば私たちが
為すべき備えは「現金を増やすことより
も資産を増やす」ことです。
なぜなら、インフレ状態の元では現金
(キャッシュ)よりも「資産」のほうに
価値が見い出されるからです。
ここで言う「資産」とは、有価証券や
不動産や金(ゴールド)・プラチナなど
といった類のものです。
インフレ時代に現金を大量に保管して
おくと、価値の値下がりというリスクが
つきまといます。
仮に、自宅のタンスで保管しておくとすれ
ば火災・盗難・紛失(間違ってゴミ捨て)
などのリスクがあります。
現金を自宅保管する最大の欠点は、
「現金が自動的に増殖することはない」
ということです。
デフレ時代はそれでも良かったのですが、
インフレ時代ではちょっともったいない話
になります。
従来は100円出せば買えた商品に120
円出さないと買えなくなる(←たとえばの
例です)のがインフレ時代です。
銀行に預金していれば、まあ微々たるも
のですが黙っていても自然と利息がつき
ます。
でも、タンス預金では決して持ち金が
自然に増えることはありません。
でも、タンス預金にも良い点もあります。
金融機関や役所等に自分の持ち金残高
を知られることがない、夜中や災害などで
銀行が開いていないときの緊急時でも
当面のやりくりをするお金が手元にある
・・・などです。
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政権と中央銀行は間違いなくインフレ誘
導を図っていますが、目論見通りにイン
フレになるかどうかは・・・神のみぞ知る!
です。
実際、当初言っていた「2年以内に2%の
物価上昇率・・・」という話はとっくに修正
されています。
今現在でも、史上最低金利が継続して
いてインフレの兆候はまだ見えてきま
せん。
でも・・・一寸先は誰にも分りません。
将来的方向をインフレと読むか?
それともデフレと読むか?
自己判断/自己責任の原則で、
自分の意思で対処していくことが大切
ですね。
私は、しばらくはデフレ継続するも
いずれインフレになっていく・・・という
考えです。
当たるも八卦、当たらぬも八卦・・・
ですね。
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