必要なときに必要なこと(もの)が必要なだけ手に入っていればいい
海外クルーズでは、船中に約1000人くらい
の人がいたので、それはそれは人の行動
パターンはさまざまでした。
たとえば、船内外をブラブラするとき、私は
いつもTシャツに短パン(←基本的に外は
30℃弱の気温)で手ぶら、もしくはポーチ
一つくらいの軽装でしたが、中には大きな
リュック(登山用?)を背負い、その中に
パンパンにモノを詰めて歩いている人や、
大きな手提げ袋を持って歩いている人など
いろんな仕様の方がいらっしゃいました。
もちろん、すべて個人の自由です。
面白いのは、私にとって暑いと思える気候
でも長袖の服を何枚も着ていたり、ダウン
ジャケットを着ている人もいたりする・・・と
いう光景です。
自分にとっての当り前が、他人にとっては
必ずしも当たり前ではない・・・ということに
改めて気づかされる瞬間でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は、「必要なときに必要なこと(もの)が
必要なだけ手に入っていればいい」・・・
という考え方です。
「必要でないときにも必要でないこと(もの)
が必要以上に手元にあることを求め」たり、
「必要がないときにも手元にあり続けること
を求める」のは一種の「貪欲」だと思って
います。
→「貪欲」は三毒の一つで、もっとも忌み
嫌うべきモノの一つと言われています
(残りの2つは怒りと愚痴)。
必要でないもの=不必要なものがあまり
にありすぎるのはちょっと厄介です。
なぜなら、それらを整理したり整頓するの
が大変だからです。
要らないもの=不要なもの・・・を手元に
集めたり寄せたりすること自体がもしかする
とナンセンスなのかもしれません。
お金は生きていくうえで必要なものです
が、ある量を越えると不必要なものに
変わります。
「お金が十二分にあることを求める」のでは
なく、「お金が必要なときに必要な分だけ
手元に集められるような自分であること」
を求めるほうがベターだと思います。
そうなるためには、やはり日々修行、日々
勉強で成長する姿勢が大切ですね。