失敗・ミスから学ぶ人、学ばない人 | 目指せ!ハッピービジネスマン道

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失敗・ミスから学ぶ人、学ばない人


阪神・淡路大震災が起きたのは、今から

21年前(1995年)の今日、1月17日です。


あれからもう21年経つのですね。



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当時、トイレ・洗面の水道蛇口に関して

大手2社がシェア争いをしていました。


TOTO(東陶)とイナックスです。


TOTOの蛇口はレバーを「下に下げると

水が出る」でした。



イナックスの蛇口は「上に上げたら水が

出る」でした。




大震災の後、せっかく水道・電気が復旧して

も上から物が落ちたりして蛇口を押し下げて

水が出っ放しとなり、そこへ通電してショート

して火災が起きる・・・ということが発生した

そうです。


そうしたことがあって、蛇口はいつしか

「上に上げたら水が出る」
が主流となって

いったようです。


つまり、業界最大手のTOTOとしては当時、

ちょっとした屈辱を味わったことになります。


でも、どちらがよりユーザーに受け入れられ

るか?何を為すべきか?というところを

素直に認めて取り入れたところは流石だと

思います。



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人は事故や失敗やミスから学ぶ生き物です。


むしろ、そこから何かをフィードバックして

学ばなければいけないと思います。



地震による災害・・・電気ショートによる火災

・・・そこから人間は学び、改善し、改良を重

ねて時代を生きてきました。


大切なのは、「ミス・失敗・うまくいかなかっ

たこと」などのネガティブ要因から目を背け

ないこと
、です。



改善を行なう人・企業は「良い結果」につな

がりますが、改善を無視して行わない人・

企業は結局同じ過ちを繰り返します。




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試験で70点が合格ラインの場合、

0点の人も69点の人も同じ不合格です。


でも、合格するまでに足りなかったこと、

残されたやるべきことの内容や量では

圧倒的に69点の人のほうが少ないと

言えます。


ここで、キチンと不合格を見直して、何が

足りなかったのか?どこで間違えたのか?

・・・などを勉強し直しておけば、次はきっと

合格できます。



世の中には、残念なことに同じ失敗・ミスを

繰り返す人や企業がたくさんあります。


何も学びがないからだと思いますが、

とてももったいないことだと思います。



「同じ失敗は2回しない」を心がける

ことが大事です。



つまり、1回目のミス・失敗・うまくいかな

かった経験から決して目を背けない!

いう勇気が大切ですね。