実業家・朝青竜の話
テレビで元・横綱の朝青竜が映画宣伝のために
来日してコメントしている映像が流れていました。
その中で「 『元・横綱』という肩書が一生ついて
まわるのでビジネスをするにしてもヘンなことは
できないという緊張感を常に感じる」・・・と言って
いました。
有名人はそうした「見られている」ことが快感の
時期もありますが、逆に負担となるときが必ず
やってきます。
一長一短ですね。
朝青龍は、モンゴルでレストランなどを経営する
企業グループのオーナーらしいですが、次は
北海道で「そば」を栽培してそば屋さんの展開
を考えているとのことでした。
日本の「そば」が世界一美味しいから自分でも
つくってみたい!・・・と話されていました。
それにしても相撲取りの人は外国人でも日本語
を流暢に話す人が多く、本当にスゴイなあ・・・と
思います。
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朝青龍がこんなことを言っていました。
「相撲の勝負は 『1:1』の世界なので、自分と
相手のことだけを考えていれば良かった。
でも、ビジネスの世界は『1:多』の世界であり、
たくさんの人のことを考えなければいけないの
でそれも大変なことの一つです」・・・と。
ホントにそのとおりだと思います。
どんなビジネスをしている人でも、その人・会社
の周りにはステークホルダーと呼ばれる関係者
が必ず存在しています。
顧客・従業員・株主・取引業者・近隣住民・
行政管轄・・・などです。
サラリーマンは自分のことしか見えていなくて
「1:1」の世界に浸っているようなら、早くそこか
ら脱して「1:多」を見るビジネスマンの世界に身
を置くことが大事だと思います。
そうすることで気づくこと、見えてくることなどが
あり、自分の成長に拍車をかけてくれると思い
ます。