×子どもにかかるお金 ○子どもにかけるお金
人は、あるときまでは自分が子どもですが、
あるときから子どもを育てる側に移ります。
人生80年の自分史の中で、子どもであるのは
約20年ほど、子どもを育てるのが約20~30年
(兄弟姉妹が多いとさらに長くなります)ほど、
残りの40~50年は子どもを育てるのではなく
見守る期間だと思います。
若い人の中には「子育てにはお金がかかる」
「子育ては大変だ」「自分の時間がなくなる」
・・・といったネガティブにとらえる人もいるかも
しれません。
こうしたことは本人の受け取り方一つでいかよう
にも変わります。
子育てや子どもの教育資金は「かかる」ものだと
思うのは受動的な発想です。
「かかる」のではなく「かける」ものだと思えば
能動的な発想になります。
実際、そう思えば一気に子育ては楽しくなり、
生きがい・やりがいが感じられ、面白くなります。
子どもにかけるお金・・・と考えるのではなく、
自分で決めた分だけお金を「かける」ものだと
思って、さあいくらかけようかな?!と考えれば
自然と未来志向になりますしワクワクすると思い
ます。
子育てには大変な部分もありますが、それだって
「簡単でないからこそやりがいや達成感や充実
感が得られる」と思えばいいだけのことですね。
自分の時間がなくなるのではなく、「子どもと
一緒にいる時間がとれる」ことに喜びを見出し、
楽しめば良いと思います。
どうせ一緒にいられるのは20年かそこらしか
なく、あとの40年以上は一緒にいないのです
から、せめて一緒にいられる時間は大切にした
いものです。
何事も主体的になることが大事だと思います。