生保と書いて・・・何の略と読む?
私の中の価値観では「生保」と言えば「生命保険」
の略で、すっかりそういう意識でいたのですが、
最近あるところで「生保と言えば生活保護のこと
でしょ!」・・・というのを聞いてビックリしました。
ナルホド!・・・確かにそういう解釈もあり得るな
と気づきました。
たとえば、保険会社の関係者は「定期」と言えば
「定期保険」と思うでしょうし、銀行関係の人は
「定期預金」と思うでしょうし、鉄道関係者なら
「通勤(学)定期券」と思うのと同じです。
言葉は同じ言葉でも、人の生活パターンや価値
観などによって、そこからイメージする内容には
大きな隔たりが生じます。
日本人にはチンプンカンプンな「音・声」であっ
ても、ある国の人にはちゃんと意味のある言語
だったりするわけですし、外国人にとって意味不
明なことも日本人には理解できる音・声だったり
するわけです。
そう考えると、日常で聞こえてくる自然界の音が
私たち人間には何の意味もない音に聞こえていて
も、実は自然界ではとても重要なメッセージを発す
る音である・・・のかもしれないです。
世の中、原理原則は大事ですがその原則を
知っていても「わかる」のは別次元ですし、
さらに「できる」のはもっと別の高次元の話と
なりますね。