巡るシリーズ
仁淀川町の
天界集落を巡る旅である。
今回は２０１３年のGWに訪問した
北川地区編である。
北川地区は仁淀川町の最奥部のひとつ。
まず、ほとんどの場合、地元の人しか行かない場所かも。
仁淀川支流、中津川支流のさらに奥に存在する集落である。
ちょっとした谷川の水の綺麗さにうっとりした。
なんじゃこら的に見るたびに感動していった
自分がいた。
ちょっと薄暗い谷川から離れると
やっぱりそこは、ピーカンの天界集落、北川地区だった。
とてもすがすがしい！
この先に家があるんだろうか、人がいるんだろうか？
お！？
お茶畑がある。どんな斜面にも昔の人が拓いた茶畑がある。
道路の横に露出した岩がでーんとあった。
これが普通の眺めなのである。
生活にも密着した岩故に、当然、利用されている。
養蜂の場として活用する。
岩を仰ぎ見たら
落ちてきそうな迫力！
参りました的な雰囲気で覆いかぶさるようにそびえる。
山から落ちてきてここに鎮座したのか、元からあり、徐々に
隆起したのか。
人の気配はあまりしないし、野良仕事の人も見かけないが
とにかく、斜面のあらゆる部分を農地に活用している。
平地とはまったく違うし、その畑仕事の大変さは想像しがたい。
とにかく、大変そうなのである。
石もうまく使うのがここいら流である。
石を垂直に積み、畑の面積をかせぐ。
そうして古来より営農してきたのだ。
遠くには同一集落の他のお家が見えるが
そうとう遠い。
なんかあってもすぐには呼びにいけないし、
助けにも行けそうにない。
ましては大雨が降ったりした災害時に相互に
助け合うことはできそうにない。
しかし、ここには
水があり、畑もあり、いろんな保存食もあるから
なにかあっても行って期間なら生き延びることが可能だ。
はやり、田舎は強い。
お！(￣▽+￣*)
ここでも
ジャガイモを栽培している。
とくにここ、仁淀川町のジャガイモは絶品なのである。
大きさは小さめなのだけどね。
前回までのブログはここ↓
天界集落／北川地区（１）怒濤のルート中津渓谷
天界集落／北川地区（２）北川地区への道
天界集落／北川地区（３）北川地区を歩き始める
天界集落／北川地区（４）茶どころの片鱗
天界集落／北川地区（５）絶景ポイントから
天界集落／北川地区（６）美しくも危険はある
天界集落／北川地区（７）これも源流、仁淀川
つづきはこちら
SEE YOU!