秋葉祭り
が行われました。
この祭りにエリアは仁淀川町別枝地区のかなり広いエリアで
行われる動きのあるお祭りである。
その祭りは本当に堪能しようとすれば
一カ所にいるのではなく、その「練り」と呼ばれる行列に
一緒に付いて行くことで、違った楽しみを与えてくれます。
ということで、今回の秋葉祭りはまさに、いつもの天界集落めぐり
よろしくの内容である。
「秋葉まつり」の由来は、
平家の落人が創始した伝承のお祭り。
仁淀川町別枝には壇の浦の戦いに敗れた平家一族がこの地に潜幸されたという伝承が残されています。社伝によるとその一行に従ってきた佐藤清岩が遠州秋葉山から秋葉神社を勧請し、この地に祭祀したのが始まりとされています。
祭礼は2月9日から3日間行われますが、行事の中心は2月11日の御旅所から社殿への環幸行列!
神は神輿に乗って、岩屋神社→旧関所番・市川家→法泉地→旧庄屋・中越家とゆかりの地を巡りながら、山の麓まで旅をなさいます。これを「秋葉祭りの錬り(ねり)」と称され、高知県の保護無形文化財に指定され、土佐の三大祭りの一つに数えられている。
(仁淀川観光ガイドブックより)
さて、前回に続き、まだ書いているシリーズ10回目のブログである。
なにより、この祭りが自分の中に入ってきているから、ずっと書いている。
というか、ほぼ、写真で綴っている。( ̄ー ̄;
秋葉祭りの「練り」も終盤に近い、ここ、中越家の庭である。
いい加減に見物客が多い中にあって、ここ、中越家の庭での
舞は「練り」の中でもぎゅうぎゅう感が特に強い!
見る方も気合いがいる∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
外のほうで写真を撮っていたので、すでに庭内は
黒山の人だかりだ。ろくに見えやしない!
ここで十分な位置で見れるのは、事前に場所取りしてないといけない
ことに気がついた時はすでに遅い。
うーむ、おばちゃんの頭が映ってしまう(汗
もぞもぞ、姿勢を低くし、中に入ることにした。
人の隙間の空間をぬって、前方に出てみたら、意外と
あっさりいい位置にこれた♪
場面は子供たちの太刀踊りである。
周りでは鳴りモノの音が響いている。
軽快な感じで、かつ、厳かな感じ。この深い別枝のエリアに
鳴り響く。
こんなに人が集まるパワーはこの子供たちの舞いにもある。
多様な色、特に赤が多い衣装。
そして真剣の舞。
この「太刀踊り」、昔は単に「踊り」と呼ばれていたようであるが
昭和30年頃から今の「太刀踊り」と呼ばれるようになったという。
しかも組(全部で3組ある)によって、節回しや振り付けが異なる
そうである。
注意してみてないとわからないことだ。ヽ(*'0'*)ツ
それよりも、この鮮やかな衣装に
目を奪われてしまう。
12人という編成なのである。
女子はいない。
男子のみの踊り子隊なのだ。
地域の誇りに満ち満ちている表情である。
実にかっこいい!
子供とて、大人顔負けの表情を見せてくれる!
と、思えば、子供らしい表情にココロ和む。
組の世話役たちは地域の子供たちを見守る。
法泉寺を除く各家の庭では祝意でこのように唄う。
「これのお庭へ さて来てみれば
鶴と亀とが舞い踊る」
そして周りでは練りの一行でもある
地域の長老たちが温かい瞳で子供たちを見守っていた。
前回までのブログ(ぜひ、見てね♪)
最後の鳥毛ひねり役
秋葉祭りを歩く(1)市川家で始まった
秋葉祭りを歩く(3)天に舞う鳥毛!
秋葉祭りを歩く(4)”練り”とともに歩く♪
秋葉祭りを歩く(5)大石家付近、青空に向かって!
秋葉祭りを歩く(6)法泉寺で子供たち
秋葉祭りを歩く(7)兄弟鳥毛ひねり、連続写真!
秋葉祭りを歩く(8)世代交代
秋葉祭りを歩く(9)練りの人々
もーちょい、続きますよ~☆
つづきはこちら
SEE YOU!