マイナス金利と固定価格買い取り制度(FIT) | 元太陽光発電技術者の道楽ブログ

元太陽光発電技術者の道楽ブログ

30年余り太陽光発電に携わってきましたが、リタイアすることにしました。
これまでの経験を活かし、我が家の屋根太陽光発電や購入した分譲太陽光発電所の状況・運営・評価などをはじめ、太陽光発電の技術に関連したことを中心に呟いていこうと思います。



昨日、日銀がマイナス金利の導入を発表しました。基本的には市場に流れるお金が増え、経済が活性化されていくのでしょうが、昨日の株価は乱高下で市場には迷いも見られたようです。何しろ初めての試みですからね。うまくいくのでしょうか。月曜からの動きが気になります。



さて、私がFITを利用して太陽光発電を導入した時に一番気にしていたのはインフレです。20年もの間買取り価格が固定されるので、インフレがあると目減りし損する恐れがあります。記憶が定かではありませんが、私が太陽光発電を導入したのはアベノミクスで2%の物価上昇を目指すと発表した頃だったと思います。その時にも、2%20年間物価が上がると損する恐れがあるなと思っていました。従って、私としてはアベノミクスが停滞する方が望ましいのですが、これまでのところうまい具合に停滞していました。



しかし、これからはどうなのでしょうね。



私が考えていたのは、もしインフレで買取り価格が割安になってしまったとしても、プレミアム買取りや電力自由化の影響で、より高く買ってくれる機関が出てくるだろうということです。まぁ、あまり根拠のない楽観視ですが、少なくとも大損は避けられるのではないかと思っています。



それにしても何故そんなに2%の物価上昇にこだわるのでしょうね。確かに公約は守らなければなりませんが、原油価格急落など経済情勢が大きく変化している中で、無理な抵抗はしない方が良いのではと思ってしまいます。



それに・・・、

私のような庶民にとっては、物価上昇など0%で安定してくれている方が、よっぽど分かり易くて暮らしやすいと思うのですが・・・。やはりプロに言わせると経済は成長していかなければならないのでしょうか。



とにかく固定価格については国民の負担緩和にもなるので、多少の目減りがあっても仕方ないなと言う気持ちはあります。それより、政府に対しては国全体として健全な経済を維持できるように頑張ってもらいたいという願いの方が強いですね。









ブログを面白いと思われましたら是非ボタンを押してください。

今後ブログを書く時に大変参考になります。


にほんブログ村