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茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。
常日頃、ヨガと瞑想をすることで
心と身体にどんな効果があるのかお伝えしています。
【瞑想のオイシイ効果まとめ】
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どれもヨガや瞑想が生活に馴染んだ頃に学んだ、実体験に基づくガチエピソードです。
だからこそ、
ヨガや瞑想が
小難しい理屈や堅苦しいイメージを越えて
もっともっと身近になればいいなと思っています。
けれど、
ヨガや瞑想にも、デメリットはあります。
今日は、そのことについてぶっちゃけます。
今のところ、ヨガや瞑想をして痛い思いをしたのは二度ありました。
1度目は、
全能感に酔いしれてしまったとき。
2度目は、
ヨガや瞑想さえあれば、自分ひとりで何でもできると思っていた時期です。
全能感は、瞑想が習慣化してすぐに陥りました。
毎日30分~1時間のペースで座り瞑想をして、3ヶ月ほど経った頃のことです。
ある日、いつものように和室で瞑想をしていると、
自分はなんてスバラシくて、素敵な人間なのだろう…自分ありがとう!!!
という感覚が、全身を覆ったのです。
この感覚は、部分的には自分を救ってくれました。
…と同時に、その感覚を何度も感じたいとすがってもいました。
どんな感覚も、瞬間瞬間に生じては滅していくものです。
追い求めても仕方がないのです。
ヨガや瞑想さえあれば、自分ひとりでなんでもできるという錯覚も同様です。
どちらも、ヨガや瞑想をすることのデメリットと言えます。
誰しも、一度は陥る可能性が高いです。
そして
なぜデメリットなのかというと、
この感覚や錯覚は
その人をどんどん孤独にさせるからです。
どんなに辛いことがあっても、
どんなに悲しいことがあっても、
私は大丈夫
なぜなら私には、
ヨガと瞑想があるから
そうやって、自分の外側を自ら閉じてしまうリスクがあるのです。
でもね、自分ひとりきりで何でもできるはずはありません。
だから、全能感に酔いしれれば酔いしれるほど
あぁやっぱり自分ひとりで何でもやれるわけじゃないんだと
心底気づかせるようなトラブルが起こります。
トラブルは、「私は大丈夫」と思えば思うほど大きくなります。
私の場合は…
突然のクビ宣告
突然の身体の病(流産や子宮内膜炎)
突然の肉親との別れ
親しい人との大ゲンカ
朝起きた時に、何のやる気も起きない強烈な倦怠感
…などでした。
トラブルは時に厳しくも、こう教えるようでした。
もう二度と、自分だけで生きられると錯覚しないように。
自分は誰かに、いつも大事にされていると
経験をもって実感できるように。
自分はいつも、
誰かと心がつながっていると、気づけるように。
ヨガや瞑想で学んだことは、
スタジオの外へとどんどん広がっていきます。
もしトラブルに巻き込まれても、
それもまた、時とともに通り過ぎていきますから、
安心して誰かに頼る練習をしてくださいね。
ムリ。私にはできない。
私には気軽に頼れる人なんていない。
今はそう思ったとしても、
それでも、必ずあなたを想っている人はいますから。
どうか、自分ひとりでがんばることをあきらめてくださいね。
そして、
どんな感覚も
「今はっきりと感じているこの感覚は、じきに消えていく」ということを
ヨガや瞑想のなかで何度も練習して、
身体に染み込ませることが
このイタいデメリットを回避する有効な方法です。
ヨガや瞑想を始める時、それだけ頭の片隅に覚えておいていただければと思います^^
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