結婚式の2次会にて | きららの婚活珍道中!~結婚相談所で夫をゲットした熱き仲人・山本結子のブログ~

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きらら こと 結婚相談所で夫をゲットした熱きアラフォー仲人・きららマリッジ代表・山本結子です。

『絶対結婚する!!』
固い決意で結婚相談所に入会するも、全然うまくいかなくて…。
このブログでは、そんな私の婚活物語を「珍道中」と題してお届けしております♪

今日は高校時代の同級生、マイの結婚式の日だ。
天気は快晴。初秋の涼しい風が心地よい。


つい先日、9年ぶりにマイと再会した私は、結婚式の2次会に招待されていた。



いいことは待ってるんじゃなく、自分で作らなきゃ。


ヨーコとマイの結婚に触発されて決意した私は、服装にもメイクにも気合いを入れてきた。
おろしたてのハイヒールとシルクシフォンのワンピースに身を包み、恵比寿駅に降り立つ。




会場のレストランに着くと化粧室に直行。


ちょっと気合いが入りすぎたかな…。手鏡を出し、マスカラのダマをチェックする。



よし!まぁ、こんなもんでしょ!


受付で会費の支払いを済ませ、会場へと進む。




40~50人が収容できる、着席タイプの会場だ。まだ開始時間までには間があるが、ほとんど空席がない。
皆、結婚式から引き続いて参加しているのだろう。



今日の新郎新婦はふたりそろって警察官である。当然、来賓も警察官が多いと聞いている。


警察官といえば公務員でしょ。最近、結婚相手としても人気が高いらしいし…今日は期待できる!


内心のドキドキを押し隠しながら、どこに座ろうかと素早く視線を走らせる。




「きらちゃん!ここ!ここ!」


「あっ、ノンコ!!」



高校の同級生、ノンコが手招きしている。私はノンコの隣に腰をかけた。

キョロキョロと見渡すと、周りは50代前後のオジサマばかり。
ここじゃダメだわ。仕方ない。あとで席を移ろう。





「おまたせいたしました!新郎、新婦の入場です!」



司会者のアナウンスと共にウェディングマーチが鳴り響く。


入口の扉が開き、マイが新郎と腕を組んで登場する。
淡いピンク色のウェディングドレス姿で、高く結いあげたヘアスタイルに大輪の花をあしらっている。マイの女らしい雰囲気に良く似合う。



「マイ、おめでとう!」



新郎新婦が私の席の近くを通るとき、声をかけた。



「きらちゃん、ありがとう!」



いいなぁ~幸せそう…。
笑顔がキラキラしてるって、こういうことを言うんだろうなぁ…。


背の高い新郎は、そっとマイの手を取りエスコートする。周りの先輩や上司につつかれ、からかわれながら進む。なんとも穏やかな笑顔だ。きっと優しい人なのだろう。




司会から、簡単な結婚式の報告があったあとで、乾杯の発声。
あとはフリータイムとなった。


あちこちで「イッキ!イッキ!」と掛け声がかかる。若手の警察官が立ち上がり、ジョッキのビールを素晴らしい早さで飲み干している。



へぇ~警察官ってマジメなイメージだったけど、意外。こういうときはけっこうフランクな感じなのね。体育会系って感じ。

ストレスの多い職場だから、メリハリをつけないとやってられないのかも知れないなぁ…。





「きらちゃん!こっち座って!」



突然、マイに呼ばれて近くに座る。



「皆さん、私の高校時代の同級生のきららさんです!現在彼氏募集中!!」



マイったら、な、なにを言うんだ、いきなり…。
私は赤面しながら



「よろしくお願いします…

//・_・//)」



と頭を下げた。




「君がきらちゃんか。はじめまして。話はマイから聞いてるよ!」



新郎が笑顔で話しかけてくる。



「ここのテーブルにいるのは独身ばっかりだから、遠慮せずに声かけて!」



周りから笑いが起こる。
マイ…ありがとう。でもすごーーーく恥ずかしいんですけど…。





その時、隣の席に座っていた、いかにもスポーツマンという雰囲気の爽やかな男性が



「お酒、持ってきましょうか」



と声をかけてくれた。


お、かわいいじゃん。

これが、彼への第一印象である。




彼は名前をミサト君と言い、私よりも3歳年下だった。
お酒を持ってきてくれた彼に、さっそく



「ねっ、連絡先教えて。今度飲み会しよう!」




ミサト君がやがて、可愛い後輩の旦那様になろうとは、このときは知る由もない私であった。


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読んでくださってありがとうございました。

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