※結婚への決意(http://ameblo.jp/sunflower111/entry-10233285513.html )の続きです。
理想の結婚相手を見つけるために―――私は再び合コン女王となることを決めたのだった!!
私が大学時代に合コン女王と呼ばれた理由。
それは、合コンを途切れなく続けることに溢れんばかりの情熱を注いでいたからだ。
合コンをする。お酒を飲む。そして盛り上がる。
でも彼氏候補は見つからなかった。残念!! 以上。終わり!
―――おいおい。それじゃただの酒好き女子大生である ( ̄_ ̄ i)
見つからなければ、次につなげればいい。
つまり、その合コンに参加しているメンバーに、まったく別のメンバーを集めてもらい、次の合コンをセッティングするのである。
私は酒はそんなに好きではない。あくまでも彼氏を見つけるために合コンをしていた。
彼氏とすべき相手が見つかるまで、ひたすら芋づる式に次の合コンをセッティングする。合コンは常に新規開拓の場でなくてはならない(と、思い込んでいた)。
私は大学1年の春に人生初の合コンに参加してから、おおむね1年のあいだ、ほぼ毎週合コンに参加し続けた。
合コンと言ったってタダで参加できるわけではない。
学生同士の合コンなら飲み代はほぼワリカン。社会人と合コンしたって全額オゴリという幸運にはめったに巡り合えるものではない。
とすると。
1回4000円として、1年は52週なので
4,000(円)×52(週)=208,000(円)
うおっ、計算してみてビックリした。こんなに使ったのか…大学生のお財布には(今の私にも)かなりイタイ金額である。
こうまでして何を得たのか?
彼氏?
―――たしかにできた。でも、長続きしない。理由は、合コンでの第一印象と、普段の私との間にギャップがあるためらしい。
※ 合コンは自然体で臨むのが一番だ。でも、当時の私にはそれが難しかった。過剰に盛り上げ役を演じてしまったり、かと思うと実際の私とは全く違う、おしとやかな女性を演じてしまったりした。「異性」という存在を特別なものとして意識しすぎたためかも知れない。
友情?
―――合コン仲間はいた。しかし所詮、合コンだけでつながっている友情。社会人となった今はすっかり疎遠になっている。
では20万円をドブに捨てたのかというと、そうではない。
私は「(初対面の異性との)コミュニケーション能力」を手に入れたのだ!!
合コンは瞬間勝負だ。
2時間あまりの短い時間で相手に自分の良さを伝え、次の合コンにつなげなくてはいけない。
「笑顔」「聞き上手」「気配り上手」。この三種の神器で相手の脳裏に自分を焼き付けなければならない。
簡単にできる人もいるだろうが、私は中高と女子高育ち。
全く男性への免疫がない状態からスタートしたから、最初は男性と話すだけで手に持ったグラスが震えるほどのウブな女子大生だったのだ。
―――そのままのほうが良かったんじゃない?と言う意見もあるが。
よく、男女それぞれから「異性とうまく話せない」という相談を受けたりするが、そんな人には1年間の芋づる式合コン実施(しかも自ら幹事をする)、を強力にオススメしたい。
このコミュニケーション能力は、後に私が営業職を生業とするにあたり有効な武器となった(特にオジサマ受けはバッチリだ)。
でも、待てよ。
再び合コン女王となることを決意した私だが、27歳となった今、芋づる式に合コンをして何になるのか。ターゲットを絞って、1回1回の合コンを丁寧に実施していかなければならない。
うーむ。しかし、ツテがない。
とりあえず、私は携帯のメモリを「あ」行から順に見ていった。
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