滞在二日目。
午前中は大村海岸で黄昏。
なーんも考えずにただただ波を見つめてました。
贅沢な時間でした。

昼からは体験ダイビング!
旅人はライセンス持ったダイバーだらけで、何度もライセンスとりなよーって進められました。
が!
わたし、水の中苦手なんです。
泳げないわけではないのですが、楽しいと思うより不安が勝つんです。
なのでいつも体験ダイビング。

今回は兄島の、近くまで船でいって、そこからインストラクターと潜っていきます。
インストラクターのお兄さんが、今回は台風だったから、船が4時間くらい遅れるとおもっていたら、定刻より早く着いたからビックリした奇跡だと言ってました。
だいぶ、南よりの航路だったみたいです。

ご一緒したのは私を含め4人。
そのうち2人は御夫婦。
もうひとりはキレイなお姉さん。
お兄さんと来られたみたいですが、お兄さんはそのまま母島へ渡ってしまって、結局ひとりで父島を楽しんでるそう。
しかも、堤防が決壊した常総市からいらしたそう。
お母様の車が水没したそうです…
小笠原へ行けるか微妙な感じだったけど、もう、二度と行けないと思って無理して出発したそう。
2人ずつ潜ったので、待ってる間に恋バナとかして楽しかったです。

さてさて、海の中はといいますと。
やはり台風のせいで濁ってたみたいです。
でも、私からしたらすごくきれいでした。
インストラクターいわく、これは小笠原ブルーじゃないらしい。

この旅で1つ後悔したことは、水中カメラを持っていかなかったこと。
シュノーケリングでもダイビングでもみんな素敵な写真撮ってきててうらやましかったです。
オススメの機種教えてもらったので、今度は購入していこうと思います!

インストラクターがたくさん写真を撮ってくれてて、自宅に送ってくださいました!
魚の写真はきれいだけど、マスク姿は見せられたもんじゃないですね…(笑)

魚たちがうようよして、テンション上がりました!
ある程度潜って慣れてくると、ライセンス…
って思うのですが、今まで取ろうと思わないってことは、そこまで興味ないってことなんだなと思います…

ダイビングを終え、宿に戻ると、ウェザーステーションに夕日をみに行こう!と誘われる。
是非とも行きたいと思ったのですが、水着のまま帰ってきたので、とりあえずシャワーを浴びたかったんだけど、そんな時間はないと言われ、そのまま行くことに(笑)
あ、ちゃんとラッシュガード着て、スパッツはいてたので見た目普通です。
宿からウェザーステーションまでは1300m。
山を登っていかないといけません。
ほんとなら、レンタルバイクで行きたかったのですが、今回は諦めて徒歩でいきました!
宿の仲間3人で。
追い越してく車やバイクを恨めしい気持ちで見つめながらも、がんばりました。
小笠原はグリーンフラッシュが見れる確率が高くて、前日は見れたそうです!
が…
この日は残念ながら雲があって、夕日もあんまりきれいに見れませんでした。
また来る目的ができてよかったと思うしかない(笑)

帰り道、宿の仲間と出身地について話していたら、その子のご実家が南相馬市ということが判明。
思わぬところで震災の話や被災地の現状を知ることができました…

いいことも悪いことも。

今だけ書いて、まったく写真がない(笑)
iPhoneじゃなくてカメラで撮ったのがあるんだけど、アップロードめんどくさくてしません。
ダメダメブログです。
すみません(^^;



夕食後、ナイトツアーを申し込んでいたので、庭でピックアップを待つ。
宿のみんなは庭で宴会を始めようとしていた。

ツアーガイドさんが現れ、よっしゃと思ったら…
2人だけの名前を呼んで、私の名前は呼ばれなかった…
ん?
追っかけて聞いてみると、明日だよって(笑)
勘違い…
まいっかということで、宴会に参加しようとお酒を買いにでかけた。
そんで、宿に戻ると、まだツアーガイドさんの車が止まってた。
すると、2人ドタキャンがあったから、今日でいいよって!
わざわざ待っててくれました!
しかも、同じ宿のおじちゃんが、お酒買いに行ってるから、すぐ呼んでくるからって、わたしを探してくれたみたい。
ありがたやー。
で、もう1人、急遽、宿のお友達が参加(笑)
フットワーク軽すぎ!

もともと私が申し込んでいた日は、あるイベントがあるからそっちに行きたいなと思っていたので、ラッキーでした。

ナイトツアー。
まず向かった先は、コペペ海岸。
なんと!ウミガメの赤ちゃんの放流イベントに立ち会えました。

もともとウミガメは繁華街の向かいにある大村海岸で産卵するのですが、街の灯りのせいで、孵化した赤ちゃんが街の方に迷子になってしまうので、海洋センターの方が、産卵した後、卵を回収して孵化させ、暗いコペペ海岸から放流させているそうです。
人工的かもしれませんが、人間と共存する上で仕方ないことなんですよね。
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ウミガメの赤ちゃんはお腹に栄養素を蓄えているので、お腹を触ってはいけないそう。
結構強いチカラでした。

そして、真っ暗な海岸へ放流。
月明かりに向かって進んでいきます。
速い(笑)
名残惜しむ暇なくお別れでした。
この赤ちゃん達で産卵しに戻ってくるのは1%で、30年後だって。

小笠原はウミガメを食べる風習があります。
旅人はやはり食べたいと思ってやってきます。
このイベントの後にその話がでてきました…
世知辛い世の中です…
弱肉強食の世界です…

お次は星空観察へ。
ハワイのマウナケアもすごかったけど、ここもすごい!
天の川普通に見えます。
流れ星、少し見上げてればすぐみつかります。

海に囲まれた土地だからこその美しさでした。

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そのあとは小笠原特有の光るキノコ、グリーンぺぺを探しに。
湿気の多いところに生息してるようですが、この日は胞子しかみれませんでした。
でも、確かにグリーンに光ってましたよ!

んでもって、小笠原大コウモリを探しに。
小笠原大コウモリは体長70cmくらいで、お猿さんのような可愛い顔してました。

iPhoneでは撮れず…

こうして森を散策していても、台風で木が倒れてました。

宿に戻るとまだ宴会は続いたので合流。

話を聞くと、ダイバーさんが多かったです。
みんなめっちゃアグレッシブでした。








6時、部屋の電気がつく。
みんな、日の出を見るためにゴソゴソ。
わたしもつられてゴソゴソ。
残念ながら、曇ってて日の出は見れませんでした。
で、そのままパンをたべ、もう一度寝る。
到着1時間くらい前になると、小笠原諸島の島々がみえてきました!
海の青さにびっくり!
これが求めていたボニンブルーか。

沖縄とはまた違う海の色。

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そして、25時間20分の航海を終え、ついに父島到着~。
あっつ~
台風一過の晴天!

たくさんの島の人たちが出迎えてくれました!

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宿泊先の父島ペンションさんの車で宿へ。

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今回の宿も8人部屋の相部屋で、6人が同じ部屋でした。
みんな一人旅の人ばかりですぐに仲良くなりました。
毎夜の庭での宴会、楽しかったなぁ。

この日はナイトツアーしか予定を決めてなかったので、とりあえず島の中心部をふらふら。

まずは昼ごはん。
船の中で仲良くなった人が教えてくれたカフェへ。
その人、広島の人で、旦那さんが小笠原で仕事をしていて、離れて暮らしているそう。
遠すぎますね、って言ったら、7年遠距離してたので慣れっこですって。
いやー、でも遠すぎでしょ…

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オススメの海鮮丼とマンゴージュース。
まあまあのおアジでした。

そして、すぐ近くの神社へ。

階段をこれでもかというくらいのぼりました。

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そしたら、父島の中心部を一望できる絶景にたどり着きました。

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この壕みたいな穴をぬけると、さらに上の展望台に行けたのですが、異様な空気がして足がすすみませんでした。
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その後、村営バスに乗り、小湊海岸へ。
絶景ビーチとの噂を聞いてやってきたのですが…
茶色かった…
台風のせいで濁ってしまってました。
道も木が倒れてて通行止めになっていたり、被害は大きかったみたいです。

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郵便局

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観光案内所


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父島の銀座。
歩いて300mくらいで終わります。
この1本裏の通りは居酒屋や飲食店が集まってました。

ビジターセンターで、小笠原の歴史について学び、夕方になったので宿へ。

そしてご飯!
朝晩2食つき。

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お魚メインでした。
島のオクラとかいただけました。
うまし!
みんな、お酒持参で飲める雰囲気プンプン。
うれし(笑)

さっそくテラスで宴会。
みんなそれぞれ飲みたい酒を持ち寄り、分け合って。

この時間がお互い交流を深めれました。
オススメの場所とか教えてもらったり、撮った写真を見せあったり。

最後はLINEグループ作って、アルバム共有したりしました。
いい想い出です。