ピースボートステーション|地球一周の旅を学び遊ぶ

ピースボート地球一周の船旅に参加した人、これから参加したい人のための情報満載サイトです。



エコスゴイ未来をつくりたい人必見のわくわくニュース満載のサイトです。



2010年は国際ジュゴン年。日本にわずか十数頭しか生息していない絶滅危惧種ジュゴンの最後の生息海域、辺野古・大浦湾地域を守りたい。
こんにちは。小野寺(伊藤)愛です。

旅とウィンドサーフィンに明け暮れた学生時代、外資系証券会社勤務、国際交流NGO「ピースボート」勤務、船上のモンテッソーリ保育園「ピースボート子どもの家」運営を経て、神奈川県逗子市にて「子ども×自然×地域活性」をテーマとする一般社団法人「そっか」を仲間たちと共にはじめました。

子どもたちと足下の自然で遊ぶ中でも、いま一番関心があるのは「みんなでつくって、みんなで食べる」こと。国語・算数・理科・社会、そして「菜園」。Farm to Tableが学校教科になったらどれだけ素敵かと、「エディブル・スクールヤード・ジャパン」のアンバサダーとして、全国にエディブル・エデュケーション(栽培から食卓までのつながり全体をいのちの教育と位置づけて行う食育)を広めています。

三浦半島では「パーマカルチャー母ちゃん」として、小学校での大豆教室、映画上映会や、農園ピクニックなど、パーマカルチャー的暮らしを体験する場をコーディネートしています。逗子にある公立小学校では地域の親子と放課後菜園を運営し、農園併設型保育園「ごかんのもり」では関東全域から参加者を募り、実践型のワークショップを運営しています。

ピースボートの教育プログラムコーディネーターとして地球を9周し、のべ約6000人の人々と共に世界を旅する中で出会った「平和は子どもからはじまる」が信条です。すべての大人が「私の子どもから私たちの子どもたちへ」と発想と行動を転換することがこれからの社会の鍵だと信じて、国内外で人のつながりを紡いでいます。

1978年横浜生まれ、上智大学外国語学部英語学科卒業。神奈川県逗子市在住、三児の母。
AMI国際モンテッソーリ協会公認アシスタントティーチャー
PAWAにてパーマカルチャーデザインコース参加(パーマカルチャーデザイナー資格取得中)


■長い!とツッコミが入りそうな自己紹介、プロフィールほか
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September 28, 2016

菜園革命 - The Garden Revolution

テーマ:Terra Madre

 

The Garden Revolution - A talk by Alice Waters, Ron Finley, and Edward Mukiibi at Teatro Carignano was absolutely amazing... I love #Slowfoodmovement and #EdibleSchoolyard!!

 

米国オーガニックの母アリス・ウォータース、ベイエリアのカリスマ・ゲリラガーデナーのロン・フィンリー、アフリカ10000の菜園プロジェクトのエドワード・ムキービの鼎談「菜園レボリューション」が素晴らしすぎて、涙。 

 

オペラ鑑賞ができる美しいテアトロで3人が語っていたこと。

すべてに頷きっぱなしで、全部覚えていたくて、メモを取る手が腱鞘炎になるかと思いました。ただの聴衆として参加したのに、気がつけば、仕事で通訳するときくらいの濃度でメモしていました。笑

 

以下、これでもトーク全体のサマリー程度ですが、メモを起こしましたので、皆さんにもお裾分けさせてください。

 

 

アリス

 

「米国カリフォリニアバークレーの中学校ではじめた菜園活動は、今年でもう21歳になります。それは、予想もしなかった展開から、自然とはじまったことでした。

 (アリスのレストラン)シェ・パニーズのそばに、荒れた中学校がありました。世界中から人が集まるUCバークレーがあるこの町で、どうやったらそんなに朽ち果てることができるの?というくらいに、暗いイメージの中学校でした。

 あるとき、同じ町に暮らす1人の大人として、何かできることがしたいという私のインタビューをたまたま聞いていたその中学校の校長先生が、電話をくれました。アリス、一度会いにきてください、って。もちろん、行きましたよ。校長と二人で学校を歩いていてすぐに、素晴らしいアイディアが浮かびました。草が伸び放題だった職員の駐車場を耕してガーデンに、ボロボロになってもう何年も使われていなかった食堂を改装して、キッチンにしたらどうかしら、って。

 人が学ぶのにいちばんいいのは、自分で手を動かすこと。やりながら学ぶこと。それは、モンテッソーリスクールの先生だった頃から、私の中で変わらないことでした。だから、菜園とキッチンができることで子どもたちがきっと変わる、というアイディアで校長と盛り上がって、それは興奮したものでした。」

 

「育てて、料理して、食べる。それをみんなで体験して勇気づけられたら、あとは自然が魔法をかけてくれます」

 

「菜園をはじめて10年たった頃、ガーデン授業、キッチン授業だけでなく、”給食” を学校の教科にしようと動き始めました。このランチマットを見てください。素敵でしょう?歴史の授業で学んでいるシルクロードの時代、食べ物はどこからどんな風に運ばれていたか。それがランチマットに描かれていたり、その時代に貿易された食べ物が実際に給食に出てきたり。給食を食べる時間が、言語や歴史を学ぶ時間にもなる。給食を食べることで、単位がもらえる。そんな風にしていきたい」

 

「いま、全米には1500の菜園プロジェクトが広がっていて、それぞれに行っている授業をウェブサイトにて無料で共有できるようにもなっています」

 

 

エドワード

 

「僕は若い頃から、自分の暮らす地域と学校の食べ物のことが気になるような子どもでした。どうしたらいい?誰か助けて!と思っていたのが、成長し、アフリカの歴史を勉強することで “アフリカの土地は自分たちにしか守れない” と悟りました。そこで、”アフリカ10000の菜園プロジェクト” をはじめました。いま、スローフード協会の支援も受けて、まだまだ広がっています。

 菜園づくりは、まずは学校からはじめました。1000の学校菜園を作ろうと思っていましたが、それはすぐに達成されました。24カ国に、1000以上の学校菜園ができました。しかも、トップダウンではなく、草の根からのやりかたで。

 アフリカには、すべてあります。資源も豊富、日照時間も長く、明るい人たちがいる。ただひとつだけなかったのが、地域のリーダーでした。草の根からの運動で菜園を作る、というこのプロジェクトによって、地域のリーダーたちも育っています。

 いまは42カ国に3000以上の菜園が、アフリカ中に広がっています。毎日毎日「私たちの地域でもやりたい」というメールが届きます。この1年間だけで、150通のリクエストがありました」

 

「菜園ができる前と後で、子どもたちに大きな変化があります。子どもと、そして先生にも、社会生活に変化が現れてきます。人に接する態度が変わります。

 昔、人は罰としてしか菜園に行きませんでした。植民地政権下で、自分の母語を話せば “畑を耕してきなさい” と言われました。やらされている畑ではなくて、皆の興味からはじまる畑でなくてはなりません。そのためには、畑にどんな作物を植えるか、そのデザインから皆で取り組む必要があります。自分たち自らが参加し、計画すると、態度がネガティブからポジティブに変わります。

 菜園に関わった1万人の子どもたちを見てきましたが、みんな、新しい人に話しかけるようになります。菜園で出会う人は安心、と感じるようになります。これまで、知らない人に話しかけるのは怖いと思っていたような子どももです」

 

 

アリス

 

「それを聞いて、どうしても共有したくなった話があるわ。サンフランシスコに、刑務所が運営する畑があります。私がそこの有機野菜を “買いたい” と言うと、オーナーが “ただ買うのはダメ。いちど見に来なきゃ売らないよ” と言うの。刑務所は怖いイメージだったし、行きたくなかったけれど、そこの野菜が欲しくて、刑務所に行きました。するとそこには、7エーカーの素晴らしい畑が広がっていました。

 3年間、刑務所と外を行ったりきたりの囚人に話を聞く機会がありました。彼が言うの「ここにきて、初めて畑作業をした日は、僕にとって人生最良の日でした」って。刑務所から釈放される日には「ここを出たくないと思った。まだ畑作業を続けていたかったから」と感じたそう。…刑務所でできるなら、学校でだってできるはずでしょう?」

 

 

 

ロン

 

「畑仕事が罰だってこと、よくわかります。放送禁止用語かもしれないけど、奴隷時代からの刷り込みがある。罰=奴隷だから、みんなやりたくない。

 だから、俺は畑仕事=ガーデニングを文化に戻したい。すべての生命は土から生まれるんだから、そこに携われるなんて素晴らしいじゃないか。奴隷時代の人たちは、畑作業を “しなくてはならなかった”。今の時代、土はゴールドを生むゆりかごなんだ」

 

「農業のこと、Agricultureって言いますね。agri-”culture”、つまり、文化なんだ。土があったら何ができるか。そんなクリエイティビティーを働かせるための場。ガーデニングしてるやつがモテる、菜園がセクシー、そんな空気を作りたいですね」

 

「俺が畑作業をはじめたのは、家の前にコンドームが捨ててあるのを見たとき。あまりにセクシーじゃない風景に嫌気がさして、コンドームを捨ててヒマワリを植えたんだ。その頃ちょうど、家からかなり遠くまで離れた場所までいかないと健康的な食べ物が手に入らない毎日にうんざりしていた頃だった。近所には酒屋しかない。なんで1000人も人がいるこの地域で、新鮮な野菜が手に入らないんだ?もう、うんざりだ。

 地産地消、ローカルがいいなんてみんな言うけど、俺はハイパーローカルを求めていた。近所じゃまだダメ。どローカル、つまり、自分の家に野菜がほしかったんだ」

 

「家に野菜を植えはじめてすぐに、それが楽しくなってきた。そうだ、公園にも植えてやろうと思った。近所の空き地にも。え?そんなこと勝手にして、苦情が来なかったかって?来たよ。あそこの土地にニンジンを植えてる狂ったやつは誰だって通報されて、捕まったこともある。でも大丈夫、有名人になれるぜ。みんな、土から食べ物ができるのは “変わっている” ことで、庭には芝生しか植えちゃいけないって思い込んでるんだな。15年間雨が降ってないカリフォルニアで、あれほど水を食う植物もないっていうのに」

 

「思い込みの度合いがヤバいところまで来てると思う。良心も、文化も、全部変えていかないといけない。色と、手触りと、五感全部を使って。ゲリラガーデニングでやってるのは、菜園づくりだけじゃない。俺たちが本当に生きたい世界はどんな場所かってことを、実験しているんだな」

 

「空いている土地に、食べ物を植えよう。めちゃくちゃに簡単なことだけど、これをみんなでやったらどうなる?地球のまわりかただって変えられるよ。土を耕すことで、この星の良心を取り戻すことができる。ほら、ここに座って。人種も宗教も関係なく話そうよ、みんなで楽しくやろうよってとこまでいけるはずなんだ。みんなでやれば」

 

「俺は、明けても暮れても土を作っているんだ。みんな、土からもらった生命を食べて、ウンチを土に返している。そんな簡単なことをみんなと思い出すために、俺はガーデニングを続けている。

 ただそれだけのことなのに、最近、俺は大学に招待されたりする。大学だよ。この俺が。ほんとに?って聞いちゃうよね。で、大学で講演して面白いなと思うのが、頭のいい学生たちは “how to think - どうやって考えるか” を教わっているんだな。俺はアホだから “what to think - 何を考えるか” からはじめたんだ。何を考えるかを自分で決めることができたら、自分を閉じ込める壁はなくなるよ。

 いつも学生に話すのは、なんだって自由にできるよってこと。自分の人生を、自分でデザインしたとおりに生きていいんだよってこと。当たり前のことなのに、それを言うと学生たちは “本当に?” って顔をする。もともと壁なんてないのに。当然だろ、みんな平等に白いキャンバスを与えられているんだ。そこに何色から色をつけるかなんて、俺は知らないよ。自分で考えろよ。大きな企業や学校に決めさせんなよ」

 

 

 

エディー

 

「アフリカ10000の菜園プロジェクトでは、管理するのは地域のリーダー。学校の畑の管理人に保護者や祖父母が関わるというのは先進国での話。アフリカではそんなことはできない。まず、広大な地域に学校がひとつしかなくて、子どもたちは毎日遠くから歩いてきている。祖父母の弱った足で、そんな距離を通うのは難しい。それに多くの場合、まず家族が食べていくために両親共働きの家族が多いし、家の食べるぶんを畑で作るのも忙しい。保護者が学校の畑を手伝うというのも、アフリカではいい提案とは言えません。

 保護者を学校に誘うのは、収穫をして、収穫物を分かち合えるとき。収穫物を使って料理のクラスをして、無料で食事をふるまうことができるとき。ただ、年間の菜園計画は親も祖父母も入って考えます。どの時期に何を植えて、育てるときにどんなことに気をつけるか、みんなの知識を総動員して、学校の菜園を作ります。保護者が、大事な種をわけてくれるときもある。結果として、学校菜園が地域の知恵と種の集約の場となっている」

 

 

 

アリス

 

「いま、エディブル・スクールヤードには、(エディブルスクールヤード実施校の)マーティン・ルーサー・キングJr中学校卒業生が2人、今度は先生として戻ってきてくれています。私のレストラン、シェ・パニーズにいる22歳のインターンも、卒業生。中学校生活はたった3年間だけど、短い間でも、一度入れば、ずっと彼らの中に残るのよ。DNAの一部になるような感じね。

 その意味では、土に触れて食べ物をつくる体験は、幼稚園からはじめるのが一番いい。育てて、料理して、食べる、という流れが自分の一部になるから。子どもだけで給食室を運営するのもいい。農家さんとのやりとり、作る量と経費の計算、誰に何が向いているかという心理やコミュニケーションの勉強にもなる。調理室を設計するところから子どもたちがやるのもいいかもしれない。

 って、そんな話をすると、こう言う人がいるの。 “それは素晴らしい職業訓練ですね”。違う、そうじゃない。やりたいのは、五感に戻ること。世界への視点を変えること。そうすることで、人間性まるまるが育つから」

 

ロン

「そう、技術の話じゃない。これは、生きる力の話なんだ。食べ物の話だし、命の話。自分がどう自分であることができるかって話」

 

エディー

「健康で正しい食べ物の側にあれば、人は、正しい側に生き、夢のある側にいようとしがみついていることができる。地域のリーダーとして菜園プロジェクトに関わっていたカンパラの大学生たちは、自分たちの大学の敷地内にも畑が欲しいと大学側と交渉して、見事実現していました」

 

アリス

「素晴らしいじゃない。そう、食べ物については、言って言い過ぎることはないの。だって、そうでしょう?子ども一人あたり5ドルの予算で、安全で美味しい給食と、その給食をつくる人の雇用を生むことができるっていうのに、なにを躊躇しているの? ”ホワイトハウスの裏庭に菜園ができて、素晴らしいですね” ですって?とんでもない。なぜ、正面玄関の側に作らないのって聞きたいわ。」

 

 

ロン

「そうなんだよ!俺の野菜はセクシーだから、正面側で見せびらかしたい。ただそれだけのことなんだ」

 

アリス

「本当に美味しいものを食べるとね、人は、必ずそれをもう一度食べたい、と思うようになるの。私にとって、フランスで食べた旬のアプリコットのジャムと、苺がそうだったように。本物の美味しい食事は、必ず人をテーブルに集めます。また戻りたくなるものなのよ」

 

ロン

「いいものが入ってきたら、いいものが出て行く。美しいものが入ってきたら、美しいものが出ていく。シンプルなことなんだよね」

 

アリス

「この会場もそうでしょう?美しい装飾、本物の空間。場がこんな風だと、会話の質だって変わってくる。”できる” って感じられる。美しさの魔法を、もっともっと使いましょうよ」

 

ロン

「俺たちはファストフードと大企業の奴隷になってしまった。 “なぜあなたは、次世代を育てることにそんなに情熱を持つことができるのか?” だって?別に、みんなに伝えようとは思ってないよ。自分の周りに本当のことを集めておきたいだけ。だっておかしいだろ、うちの近所には教会が2つあるのに、オーガニックのリンゴは10マイル離れた場所に行かないと手に入らない。まじかよ、教会にも畑作れよ、なんのための教会だよって。

 子どもには、”君らしくあれ。君が君でいられるために必要なことを学べ” と教えなくちゃいけないっていうのに、代わりに ”気をつけろ” と恐怖をあおるメッセージを受けつけている。あれをするにも、これをするにもお金がかかるぞ。金を稼げなかったらのたれ死ぬぞって。そうじゃない。オーガニック野菜が4キロあったら毎日飲んでるその薬は、いらなくなるぜ。

 壁は、どこにもないんだ。ただ考えぬき、感じ抜けばいい。やってることの正しさがみんなに伝わるのは、時間の問題なだけ。絶対にやると決めて動けば、自然と結果はついてくる」

 

 

アリス

「私には、待っている時間がないの。もう、明日にも変えたいのよ、学校を。身体を動かすことは学校の仕事じゃなかった時代に、ケネディ大統領の英断で、体育が教科になったように、いま、食を教科にしなくちゃいけない。体育が教科になったことで、校庭にトラックができ、新しい教師の雇用が生まれた。子どもたちも、身体を動かすことで単位をもらえるようになった。それと同じ改革が、いま、食にも必要なんです。

 安心で美味しい給食を食べることで、子どもたちに単位をあげましょう。それが、農家を支える道だから。それが、子どもに “おいしく、きれいで、正しい” 価値観を伝える道だから。給食を学校の教科に。オバマが大統領である間に、ぜひ実現させたいことね」

 

ロン

 

「いま、俺は自分の考えに制限をつくる壁を取り払うだけじゃなく、家の壁も取っ払うことにした。土が育ててくれた野菜をシチューにして来る人に配っていると、アル中や薬中毒がたくさん集まってくる。大変じゃないかって?なんでもないよ。土が人に何をしてくれるか、考えてみてよ。俺のしていることはそれに比べたら、本当になんでもない、人は、そんなことも忘れてしまうくらいに、土から離れすぎたんだな。

 人間は、土から炭素を取り出して、それを土に十分に返していない。だから俺は、土を育てているんだ。植物を育てているんじゃない。土を育てれば、植物は種蒔きゃ勝手に育つ。みんなコンポストを嫌うけど、俺はコンポストよりセクシーなのは母なる自然くらいしかないと思っているよ。

 地球には、人間なんて必要ない。人間が絶滅したって、地球は続いていく。俺たちには、地球が必要なんだ。俺たちは自然の一部で、俺たちがオーガニックなんだ。土は必ず生命を生んでくれる。みんな、もっと土とセックスしようぜ」

 

若い人からの質問:

「みんなと危機感を共有したい。難しい話じゃなくて、今日みたいにセクシーなやりかたで人に伝えるには、どうしたらいいですか?」

 

ロン

「問題があるってわかってるなら、大丈夫。人に伝えることより、君が、君のやりかたで直したらいい。完璧なリーダーなんてどこにもいない。君自身が先導者で、リーダーなんだよ」

 

 

みんな、なんて素敵で、突き抜けているんだろう。世界は広くて、もっともっと高みを目指している。これなら、まだ間に合うかもしれない。日本でだって、まだまだ走り抜けていい。

 

これを、1人じゃなく、これから日本で一緒に動いていきたい、信頼する仲間と一緒に聞けたことも宝物。頑張る勇気、もらいました。

ああ、かみさま。素晴らしい大人たちに出会わせてくれて、ありがとう。

 

 

 

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September 19, 2016

すべての公立学校に菜園を! ご支援のお願い

テーマ:土のある暮らし

 

 

Edible garden and garden teachers to all children - Please please support Edible Schoolyard Japan for its very first crowd funding attempt!!

 

https://readyfor.jp/projects/edibleschooyard

 

多摩市立の公立小学校ではじまった、日本で初めてのエディブルスクールヤードが、次の春で3年目を迎えます。

 

小麦を育て、窯も自分たちで作るところからピザを作り、自ら育てた野菜を使い、地域のシェフを招いて料理のクラスを行います。菜園には子どもたちが互いの顔を見ながら円になって座ることができる「アウトドアの教室」も完成しました。理科の栽培だけでなく、家庭科の調理だけでない、すべての科目を統合させうるツールとしての菜園が、公立小学校に完成したのです。

 

ここで2年間過ごし、卒業して中学生になった子どもたちは、今年、校長先生が変わったときに、直談判しにきたと言います。

 

「校長先生が変わっても、エディブル授業はやめないで!」

 

多摩のこの学校での取り組みがここまで来るのに、どれだけたくさんのプロフェッショナルたちがボランティアで関わってきたか、ずっと横で見てきました。1年目に菜園で子どもたちと働いた友人 Phil Cashmanや、エディブル・スクールヤード・ジャパン代表の 堀口博子さんはじめ、素晴らしい大人たちを見ていて、思うのです。彼らが、「菜園の先生」という職業で生きていくことができたら、どんなに素敵だろうと。

 

(私が尊敬する「菜園の先生」のひとりは、夜勤で介護の仕事をしながら、昼間に菜園をつくっています)

 

子どもたちに寄り添うことができる、素晴らしい「菜園の先生」を支え、育てていくのは、地域の大人としての急務です。なぜなら、いまの時代を生きる子どもたちに必要なのは、ひとつしかない答えを "教える" 先生よりも、いくつもある答えを "一緒に探求するのを楽しむ” ことができる先生だから。そんな先生がもしすべての学校にいたら、日本の未来はきっと変わっていくでしょう。

 

幸い、自然の中や、菜園には、"答え" は子どもの数ぶんだけあります。公立学校に「もうひとつの教室」としての菜園ができ、そこで、子どもに寄り添うことができる素晴らしい先生が育っていったら。「みんなで作って、みんなで食べる」幸せが、日本中すべての子どもたちの日常になったら。”教える” のではなく ”一緒に探求を楽しむ” 菜園先生の存在の質は、校内で他教科を教える先生にも伝播していきます。

 

私は、その実現のためなら、親として、できることはなんだってしたいと思っています。

 

まずは、多摩市立のこの学校を、日本の菜園教育モデル校として確立するために、クラウドファンディングをはじめました。来年度以降、日本にも2校目、3校目と増えていき、保護者たちがクリエイティブな資金集めができるようになり、最終的には行政がこういった取り組みに予算をあててくれるようになったら最高。

 

長い長い道のりの最初の一歩、どうか一緒に応援してください。
よろしくお願いいたします。

 

https://readyfor.jp/projects/edibleschooyard

 

 

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September 14, 2016

学校給食を考える

テーマ:仕事のはなし

 

I will be one of the speakers at forum "Rethinking School Canteen" at Terra Madre Salone del Gusto on Sep 25 at 1:30pm. Please join if you are in town!! (Details: 
http://www.salonedelgusto.com/en/140821event/?ev=278)

 

 

いよいよ来週からスローフードの祭典@トリノへ!

 

今週中は必死で仕事を終え、着付けを学び直し、プレゼン準備です。食の分野で活躍する友人たちを通訳としてお手伝いできるのも嬉しいし、スピーカーとしても「学校給食を考える」フォーラムに登壇することになりました。イタリア、米国、デンマーク、チェコからの登壇者に並び、日本の学校の話をしてきます。

 

(わ、私でいいのかな・・・? と思いつつ)

 

日本の給食、欧米のに比べて「悪くない」と思っていたけれど、エディブルスクールヤードジャパン代表の 堀口博子 さんに教えていただいた給食改革の例をまとめていたら、本当にワクワクしてきた。まだまだできること、ありますね。草の根で「食」から世界を変える人たちの、なんと輝いていることか!

 

・福岡ではじまり、全国に広がる「弁当の日」
https://f-ouen.com/bento/

 

・愛媛で給食室の前に世界地図を貼った丹下晴美先生
http://www.ruralnet.or.jp/syokunou/200604/01_1.html

 

・東京・境南小学校のオーガニック給食
http://www.worldfoodday-japan.net/join/interviews/?p=46
http://www.musashino-city.ed.jp/…/04_kyoun…/menu_pickup.html

 

などなどなどなど、日本にもたくさんの素晴らしい事例があります。(帰国したら、三浦半島でも パーマカルチャー母ちゃん たちと「改革」、しかけたい!)

 

なかでもスゴいと思ったのは、武蔵境の境南小学校の例。36年間勤めた管理栄養士の海老原洋子さんの取り組みがパワフルすぎます。

 

海老原さん、オーガニック給食の必要性を先生たちに理解してもらうために、職員室に採れたて野菜をズラリと並べて先生たちに持ち帰ってもらい、まずは先生に「おいしい」を実感してもらうところからはじめました。最後の先生がついに野菜を持ち帰った翌年、オーガニック給食がはじまったそうです。な、なんという粘り強さ。

 

有機農家さんで、全校生徒数百人のために野菜をつくってもらうのは大変なこと。年度始めに献立を考えたら農家さんを学校に招き、どの月になにがどのくらい必要か、「前期はタマネギが○トン、ジャガイモが○トン必要です」と、作付け会議を行います。学校給食を改革し、子どもに安全な食事を提供しながら、志高い農家さんの仕事も作っている。すごー。

 

豚は、有機農業研究会の方が飼育している豚を一頭買い。自家飼料のかぼちゃやとうもろこし、穀物などを与えられ、病気の際も抗生物質を投与していない豚です。出汁をとるために、骨まで大事に使います。バラ肉やロースなど使いやすい部位だけ買って「あとは知らない」ではなくて「一頭買い」するところからも、ああ、子どもたちの安全だけでなく、世界全体を見渡す目を持っている方なのだと感激します。

 

学校での改革は、子ども・先生・保護者・教育委員会・地元行政・県政・提携農家・加工品企業など関わる人が多岐にわたるから大変。そんな中、管理栄養士さんが活躍しているのは、どういうわけでしょう?

 

「校長先生は数年で変わる。保護者も、兄弟がいたとしても6年前後しか学校に関わらないのが一般的。管理栄養士さんは、選べば、定年までその学校に勤めることができる」と博子さん。

 

な、なるほどー! 改革の鍵は、食を知り、農家とつながり、学校勤務が長い、料理人にあるのかもしれません・・・。そういえば、アリス・ウォータースのお膝元、MLK中学校でもシェフのアン・クーパーさん(http://www.chefannfoundation.org)の大活躍で素晴らしい食堂ができていました。

 

畑とキッチンを学校につくり、荒れた中学校を再生させたアリス・ウォータース。英国で給食革命を起こしたジェイミー・オリバー。貧しい家に生まれた子どもたちでも通える料理学校を設立し、ペルーで「美味しい革命」をおこしているガストン・アクリオ。そうだそうだ、彼らはみんな、料理人です。かっこいいなー!

 

紛争、広がる格差、環境問題・・・ 世界規模の課題は多く、それに真正面から立ち向かおうと努力を続けると、気付けばどの国際会議もエリートたち独壇場の議論の場になっていることに気がつきます。(もちろん、それはそれで、意味があるのだけれども)

食べる、ということを真ん中に持ってくるだけで、集まる人は、農家であり、漁師であり、シェフであり、小売店の店主であり、学校教師であり、母親たちに変わっていく。そして皆で、「美味しいね」と頷きあいながら、食卓を介して、こんなにもしっかりと世界とつながることができる。

 

うーん。食の世界、深いな。

 

来週からはじまる Terra Madre Salone del Gustoには、そんな風にして世界中から、思いある草の根の人たちが集まります。

 

「グローバル課題へのハッとするような解決策はいつも、徹底的にローカルに根ざして頑張る人たちの中にある」

 

地球一周をとおして自分なりに得た哲学が、音を立ててかたちになるのを見に行くような気持ちです。ああ、本当に楽しみ♡

 

 

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September 08, 2016

スローフードの祭典 "Terra Madre" に参加しに、トリノへ!

テーマ:仕事のはなし

 

I will join Terra Madre 2016 from Sep 22-26, as one of the Japanese delegates. 350,000 people are coming to the event, from all over the world. As Carlo Petrini says, slow food unites the pleasure of food with responsibility, sustainability, and harmony with nature - Proud and honored to be a part of this delicious movement!!

 

今月末、スローフードインターナショナルが2年に1度主宰する食の祭典「テッラ・マードレ」に参加します。世界中から35万人が参加する国際会議であり、ありとあらゆる美味しいものが集まる、小規模農家・生産者・シェフ・教育者・科学者の交流の場。私はそこに今回、光栄にも、日本代表団のひとりとして参加させていただきます。日本からは私たちのほかにも、100人以上が参加予定!

 

食は、ひとが生きるのになくてはならない根源であり、尊厳です。世界の食糧は足りないのではなく、食のシステムが壊れているだけ。人災である「飢え」は、人の手でなくすことができるはず。

 

ピースボートで働きはじめた15年前からずっとそう思ってきて、エディブルスクールヤードの活動や、子育てを通して活動する中、スローフード協会が行ってきた活動の数々に心動かされています。

 

「私たちが口にする食べ物の質、それを作っている生産者の生活の質、そして環境を守り向上させることが世界的な飢餓と肥満の解決にもつながる」by Carlo Petrini(スローフード・インターナショナル会長)

 

ーーだから、小規模農家を支える。伝統食・郷土料理を守る。アフリカに10000の菜園をつくりながら、地域リーダーを育てる。世界中の学校に、菜園をつくる。などなどなどの具体的な活動。ものすごーく、共感します。

 

これを機に、私も、足下でできることを、とスローフード日本のメンバーになりました。日本に根強い「スローフード=お金持ちのグルメ」的なイメージを変えて、動き出すために、できることはなんだろう。まずは今回、世界の友人たちとつながって、学んできます。

 

字幕が読みづらいですが、テッラ・マードレがどんな場所か、ぜひ映像で観てみてください。(ちょうど2分のところではじまる)ヴァンダナ・シヴァのスピーチ、そして各国衣装に身を包んだ草の根の人たちの声に、スローフード活動のすべてが凝縮されているように思います。

 

●Terra Madre People - 日本語字幕
https://www.youtube.com/watch?v=weJ8K9k4OwM

 

誰もが安心して、大切なひとと「美味しいね」と笑いあってごはんを食べることができる世界へ。

 

まずは着物の着かたを勉強しなおすところから、いくぞー!!!

 

 

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September 06, 2016

娘の桃の料理熱

テーマ:家族のはなし

Love my daughter's love for cooking... My young chef is cooking Japanese simmered potatoes, grilled veggies, and white radish miso soup all at the same time tonight!! 

 

夕飯を作り出すと「桃がやるー!」と毎晩のように参入してくる桃さん。昨晩はいい感じの手際で、肉じゃが、ネギと豆腐のグリル、カブの味噌汁を同時進行でやってくれました。手出しすると怒るから、母はやりかたの指示だししながら、キュウリを塩もみしただけ。

 

後から帰宅した旦那さまも、朝、桃に「言われなかったらママが作ったと思っておいしく食べたよ」と太鼓判。

 

作るのはいたってシンプルなものばかり。でも、この夏休みは、2〜3日に一度の頻度で「ママは手を出さないで」でいろいろ料理をして、みんなに美味しく食べてもらって、本人なりに自信になったみたい。

 

ピアノが好きになって「シンガーソングライターになりたい」と言いはじめたとき。カヌーに情熱を見いだして「アウトリガーカヌーの選手もいいな」と言いはじめたとき。料理熱に火がついて、これからバリでゲストハウスをやる私の妹に「桃のこと、シェフとして採用しようかな!」と言われて鼻の下をのばしたとき。ほんと、眩しいなあと思うのです。

 

「大人になって、桃が本当にシェフになったらどうする?」と言われ、「なれるよ。桃がなりたいと思って本気で頑張ったら、なんにだってなれるよ。シェフになった桃がおいしいご飯いっぱい作ってくれたら、ママ嬉しいわー!」って答えました。

 

子どもたちには「なりたいと思って本気で頑張ったら、なんにだってなれるよ」っていつも言います。そして、本気でそう思ってます。大人がそれを邪魔しないかぎり、そして、国が平和で、圧倒的な紛争や貧困や環境破壊の中に身を置いていないかぎり、世界中どこに住むどんな子どもも、なりたいと思って本気で頑張ったらなんにだってなれる。

 

子どもって、本当にすごいよなあー。

 

だから大人の仕事は、子どもが安心して、本気で頑張れるための社会をしっかりと作ること。なんだなー。

 

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September 05, 2016

10周目を迎えた「ピースボート子どもの家」

テーマ:家族で船旅

 

25 children and the parents are now onboard Peace Boat's global voyage. Articles are all in Japanese, but please enjoy the photos of the world first "onboard" Montessori Program!!

 

7年前にはじめた地球一周する船の上のモンテッソーリ保育園「ピースボート子どもの家」も、今回で地球10周目。フェイスブックページで、先生たちが書いてくれるブログの更新をお知らせしています。

 

初めて母になったとき、立てば這い、這えば歩もうと頑張る子どもの姿に感激しました。「うちの子、天才!」と思ったけれどw、そうではなく、世界中どこに生まれる子どもたちも、そうなんです。自分には絶対にできると信じて、努力をすることに喜びを見いだすことができる、そんな子どもの力を見て、衝撃を受けました。

 

それまでは大人向けに、平和教育・環境教育のプログラムを作っていたけれど、すべての子どもがもともと持ち合わせているこの素晴らしい力を大人社会が邪魔しないことこそ、いちばんの平和づくりなんじゃないかと思いました。

 

差別も偏見もなにもない小さな子ども時代にこそ、世界に出会ってほしい。言語も文化も自然の景色も、なにもかも違う世界中であたたかく受け入れられる経験をしたら、どれだけ大らかな心が育つだろう。

 

国際モンテッソーリ協会元理事でありすばらしい教育者、深津高子さんに相談しながら、子どもの「できた!」を応援する保育園を船につくり、これまでに150人以上の子どもたちと旅を続けてきました。

 

私の娘は4歳のとき、どこの国が面白かった?という問いに対して「ヨルダン!」と答えました。お祈りの時間を知らせるアザーンの響き、おやつにいただいたデイツの甘さ、ぎゅーっとハグしてくれた大柄の現地女性の笑顔が、イスラムの奥深さ、あたたかさとして彼女の中に残ったようでした。

 

実際に現地を訪ねる前に、メディアから刷り込まれる大人が持つ「イスラム」観と、なんて違うことか、と涙が出そうなほど感激したのを覚えています。

 

さて、そんな子どもたちの船旅も、今回で10周目。25人の子どもたちとその保護者、先生たちをあわせて50人の大家族で、横浜&神戸港から地球一周へと出発し、現在インド洋を航海中です。

 

 ※インスタグラムも更新中!

 

私は今は陸からささやかなサポートをするのみですが、今回もどんな出会いと成長があるか、ワクワクして見守っています。よかったら皆様もぜひ、「子どもの家」ブログをチェックしていてください♩

 

http://pbkodomonoie.jp/blog/

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September 04, 2016

「そうそう、こんな風に仕事がしたかった」- エディブルスクールヤードの組織論

テーマ:土のある暮らし

 

食農育のポータルサイト「Riceball Network」に、エディブル・スクールヤード・アカデミーからの報告連載、2本目がアップされました。

 

「スタッフみんなが仲良しで、意義ある活動をして、ちゃんと成果を出して・・・ESYの秘密はどこにあるの?とよく聞かれます。今朝は、その種明かしのような話からはじめましょう」、とディレクターのカイルが話しはじめた、ESYの組織論がすばらしすぎました。

 

個人的には、「社員をサーフィンに行かせよう」(by イヴォンシュイナード、パタゴニア創設者)を読んで以来の衝撃!

 

フラットな人間関係、「楽しい」と「(子どもだけでなく)自分の成長」が真ん中にある仕事、徹底したプロフェッショナリズムと、相手への敬意をこめたフィードバックをしあう文化。

 

「なんとなくいい感じの教育」「なんとなくいい感じのオフィス」は数あれど、それを「自分たちの組織文化って、文章にすると多分こうだよね」ときちんと明文化し、「本当にそうかな?」と明文化されたものを全スタッフで意識しながら2ヶ月仕事をしてみて、全員からフィードバックを受けてまた更新する・・・なんてことをしているまっすぐな組織には初めて出会いました。

 

教育関係者はもちろん、組織のありかたでスッキリしないところのある方、皆さん読んでいただけたら嬉しいです。きっと、「そうそう、こんな風に仕事がしたかった」とスカッとするはず!

 

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<もっと楽しく、風通しのいい職場をつくるために - ESYの組織論>
http://riceball.network/archives/1181
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※連載1本目はこちら:
「今こそ、エディブル教育を」 http://riceball.network/archives/1114

 

 

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August 20, 2016

意味がないことにこそ、意味がある - 「そっか」がgreenzに掲載されました

テーマ:海がある暮らし

Greenz interviewed us about our new initiative "Sokka" in Zushi. Yay!!

 

 

7月に、一般社団法人「そっか」をはじめました。

 

逗子は東京のベッドタウン。決して土地からの恵みが豊かな田舎ではありません。それでも、みんなでちょっとデザインすれば、自分の暮らす土地半径2kmで「食べる」「つくる」「遊ぶ」をフルに味わうことができる。その幸せ、子どもたちと全力で共有しています。

 

今日はこれから、一色海岸まで子どもたちと素潜りに。午後2時〜4時は逗子海岸にて、どなたさまも参加大歓迎・参加無料・予約不要の「海の子ども会」。そっかそっか、こうすればできるのか、を足下(音読みで”そっか”)の小自然、そして子どもたちに日々教えてもらっています。

 

10月には逗子海岸の水で塩炊きし、「この町で採れるものバーベキュー」をやります。塩は買えば早いし、魚も肉も野菜もスーパー買うほうが簡単。わりと都会なこの町で、夕飯のために前の晩から塩を炊き、昼から食料採取にいこうなんて、「そんなことして、何になるの?」という声が聞こえてきそう。だけどやっぱり、自分が暮らす海で塩炊きしたいし、野菜も自分で作りたい。それを子どもと一緒にやってみたい。なぜなら、それがただ猛烈に楽しいから!!

 

意味があることだらけの効率的な世の中では、一見意味がなさそうなことにこそ、深い意味がある。

 

・・・かもしれない、とも思っています。

 

まだまだはじまったばかりの段階ですが、さっそくgreenzが記事にしてくれました。信頼するライターさんであり、greenzシニアエディターの池田美砂子ちゃんのインタビュー、わが家から徒歩20秒の家に住む天才カメラマン小禄慎一郎くんの写真。

 

公開当日のうちに、600人以上の方がシェアしてくださいました。

ご覧いただけたら嬉しいです!

 

http://greenz.jp/2016/08/19/sokka_zushi/

 

 

 

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August 01, 2016

「教えない」学びの時間 - Edible Schoolyard報告会

テーマ:土のある暮らし
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Report Session of Edible Schoolyard Academy 2016 at Aiwa Elementary School was well accepted by more than 50 people. I had my first experience being a kitchen teacher which was an amazing experience… ;-)

エディブル・スクールヤード・ジャパンによる、Edible Schoolyard Academy報告会@多摩市立愛和小学校、無事に終了しました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました!

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私たちから米国のESYアカデミーの報告をしたあとに、日本の公立学校である愛和小学校で2年間行って来たエディブル活動について、先生や保護者から報告していただけた。それが、今回本当に、本当に素晴らしかったと感じました。


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どうしても「海外の事例は素晴らしいけれど、で、日本は?」という気持ちになるところで、すでにここではじまっている先輩事例を聞くことができて、「食べるを真ん中にした命の教育は、やろと思えばどこでもできる。自分も、できるところからはじめよう!」という空気感がじわーっと広がった気がして、帰り道にワクワクが止まりませんでした。

以下、参加できなかった方のために、ほんの少しだけ報告を。


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「ESYのここがスゴい」は数あれど、私個人的にいちばん心に響いていたのが、ガーデンとキッチンで子どもと向き合う先生たちの哲学が、「教えない」であることでした。

ガーデンのヘッドティーチャーのジェフは、そのことについて聞くと、こんな風に話してくれました。

「先生がこちら側にいて正解を知っていて、それをあちら側に座っている生徒に伝える、そんな旧来型の勉強が自分の役に立たないことを、子どもはもうみんな知ってるよ。僕らはそれを卒業したんだ。
いかに、教える立場ではなく、一緒に動き、一緒に考え、一緒に発見する存在であることができるか。授業の中にどれだけ、子ども自身が選択し、判断する機会を用意することができるか。それが自分たちの勝負なんだ」


す、素敵すぎる・・・♡!そのとおりだと思います。

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すごいのは、ジェフだけがそう、というのではなくて、ESYの先生たちがみんな、子ども自身が体験的に学びを得るファシリテーションのプロフェッショナルであったこと。新しく入ってくる先生もファシリテート上手な教育者として育つように、哲学と実践の伝達が徹底的に体系化されていて、かつ、マニュアル化されているというわけではないという先進性。もう、うなるほかありませんでした。


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私個人的には今回、初めて、そんなアカデミーで学んだことをふまえてキッチン授業を行うことができたのが大収穫!1年間ESYにボランティアで関わっていた `Eri Suzuki ちゃんにアドバイスをたくさんもらいながら、たった20分という限られた枠の中で、参加者の皆さんに「きゅうりの浅漬け」を作っていただきました。

(海外で学んだことを海外流まんまにしかできないのでは芸がないから、と、浅漬けにするか塩にぎりにするかで悩みに悩んだ末、旬をとりました♩)


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なるべく「教えない」こと、効率よく作業が進むような場と流れのデザインを考えること、そして、情報として「へえ〜!」な要素を含めるのも忘れないことを意識しながら、4つのテーブルで浅漬けを作ってもらいました。その結果は・・・。

味もかたちも盛りつけもみんなそれぞれ。その多様性が楽しくて、たった20分の授業でも「教えない」効果を実感!これ、本当にすごいわー!!


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敬愛するキッチンティーチャーのエスターに教わった「野菜の声を聞き、匂いをかぎ、食感を楽しみ、深く味わう。食材にそれだけ時間をかけて関わることができたら、もうあなたと食の新しい関係がはじまっているのよ」を思い出し、今回は「いただきまーす!」をしたら、30秒間のサイレントミールを行うことにしました。

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愛和小学校の平家キュウリ



食べはじめ、ほんの30秒間だけでも完全に黙って、しっかりと「味わう」ことをすると、普段感じきれないもの、見えないものが見えてきます。これも、素敵な時間だった。たかが浅漬け、されど浅漬けなんです。

「こんなに深くきゅうりを味わったのは、初めてだった」
「日本の授業ならきっと “5mm幅にきゅうりを切る” などの細かい指示があり、みんな同じものができあがって、評価の基準は 上手か下手か ということになる。でも、”好きな大きさに切る” とレシピにあるから、それぞれの切り方で浅漬けをつくった。舌の上で、いろんなきゅうりの多様性が楽しかった」
「指示されすぎないことで、自ら周りを観察して、コミュニケーションをとりあいながら協力をすることの楽しさといったら!」
「はじまり・なか・おわり、のストーリーが最高。流れのなかで、自ら学んでいる実感があります」


などなどなど、いただいた感想、どれも新鮮で、嬉しかったです。



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私自身のファシリテート自体は、正直、自己採点70点くらい。まだまだ改善の余地アリだったのだけど、ああ。それでもこの感じ。「教える」ことが染み付いていた私にとって、「教えない」場作りは本当に新鮮で、確実にクセになる予感。今度は子どもたちとやりたい!!

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さて、今回一緒にアカデミーに参加した同志の Masaki Hayakawaくんは、ガーデン授業を担当。こちらもやはり、なるべく「教えず」して菜園を体感してもらうための授業で、「カード・ハイク」を行いました。菜園内に10枚の「畑を知るためのなぞなぞ」や「へえ〜」な情報をカードで配置し、きゅうりのツルを観察して、その機能と構造を意識したり、コンポストの意味を知ったり。

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これは実際に、現地の中学1年生が初めてガーデン授業を受けるときに行う内容です。ともすれば、「ガーデンではあれをしてはいけません」「こんな風に振る舞いましょう」と先生がルールを押し付けてからのスタートになりがちだけれど、そうではなく、子ども自身がガーデンを探検しながら自分なりの菜園感を見いだしていく手法が本当に素敵です。


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・・・ああ、書ききれない。

他にもたーくさん、ここには書ききれないさまざまな出会いと奇跡のはじまりがありました。運営やスピーカーの私たちにいたらなかったところは多々あれど、短い時間の中になんとか皆の思いをぎゅっと込めることはでき、それを参加者の皆さんにしっかりと受け取ってもらった実感もある、本当にいい場でした。


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ここから確実に、いいものが広がっていく実感。それは何にも代え難い幸せです。

関わってくださったすべての皆様、本当にありがとうございました!


呼んでいただけたら駆けつけますので、#ESYaademy 報告会、皆さんの学校でもぜひ♡!(ベイエリアでのエディブルムーブメントを撮った映画 ”Edible City” 自主上映会とのセットもオススメです!)

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July 12, 2016

Edible Schoolyard報告会を行います!

テーマ:土のある暮らし
Edible Schoolyard Academy report session + demonstration of actual garden & kitchen class in Tokyo and Zushi. All in Japanese, but the one on 27th is at Aiwa Elementary School, the very first Edible Schoolyard in Japan. Please contact me if interested in joining!!





先週、米国バークレーにて、エディブルスクールヤードアカデミーに参加し、畑から食卓へのつながりを子どもと一緒に楽しみ、学ぶための修行をして参りました。その様子は エディブル・スクールヤード・ジャパンのページにレポートをアップしてきましたが、まだまだまだまだ、氷山の一角も共有できていません!

興奮冷めやらぬまま帰国して、この素晴らしい学びをぜひ広く共有したいと、報告会の場を2つ用意しました。

1つは、今週15日(金)に、地元逗子にて。
バークレーからの報告や模擬授業はもちろんのこと、すでにこの町ではじまりつつあるエディブルなうごめき、つまり、学校に、空き地に、友達の庭に、みんなで畑を作りはじめて思いっきり楽しんでいる様子のことも、共有したいと思っています。三浦半島がもっと楽しく美味しくなるための仲間作りができたらという気持ちでいます!

三浦半島産お野菜の友産友消ランチを食べたあと、午後の第2部では、公立校のWillard中学校で子どもたち自身がガーデン&キッチン授業の費用を捻出するためにはじめた起業家プログラム "Growing Leaders" の話、空き地を占拠してみんなの畑公園に変えてしまったAlemany農園の話などなど、ベイエリア全体のムーブメントの話もさせていただきます。

●7月15日(金) 逗子・シネマアミーゴにて *30名定員
http://cinema-amigo.com/movie/000524.html


もう1つは、27日(水)に、日本初のエディブルスクールヤードを実施している多摩市立愛和小学校にて。こちらは、一緒に学びにいったガーデンティーチャーの Masaki Hayakawa くんや、Edible Schoolyard Japan共同代表の 堀口博子 さんからの報告もあり、盛りだくさんです。

●7月27日(水)多摩市立愛和小学校にて *50名定員
https://www.facebook.com/events/837890496311235/

どちらも、まだ少し席があります。

学校の先生のみならず、子どもを育てている人、食に携わる人、地域活動をしているすべての皆さんと共有したい、深い学びでした。実りある場にできるようきっちり準備しますので、ぜひぜひ遊びにきてください!


【ESYジャパンよりメッセージ】

私たちはアカデミー開催中の5日間の中で、エディブル・スクールヤードの20年の歴史がどれほど素晴らしいものか、そしてその輝かしい実績を全米へ、また世界へと届け、大きく発展させていった成果を目の当たりにした思いでした。

エディブル・スクールヤードがスタートした1995年には、それはある町で起きた小さな出来事でした。生徒と教師と地域の人たちによって、キング中学校のもと駐車場が用地となり、堆肥が運ばれ、種がまかれました。まかれた種は一年ごとに確実に生長し、わずか2年後には美しい学校菜園として生まれ変わりました。

そして、ESY創始者アリス・ウォータースさんの念願だったみんなで食べものを育て、調理し、食卓を囲む教育が国語、算数、理科、社会などの必修科目とつながる正規の授業として始まりました。

20年を経て、その伝統は画期的な教育手法として、今、大きな進化を遂げています。その進化の向こう側には、実は考え抜かれた幾つものスキルといえる学習指導方法がありました。

それをこのアカデミーでは、3つの要素「運営」「ガーデン」「キッチン」に分け指導に関しての哲学と理論と技術を惜しげもなく披露し、その要素を与えてくれました。

その画期的な教育手法とは・・・これまで日本に伝えられてこなかった、エディブル・スクールヤードの学習手法を2人の受講生が持ち帰りました。今回の報告会は、その秘訣に触れていただける貴重な機会だと思います。

また、実際の学校菜園と家庭科教室を使い、ガーデンクラス、キッチンクラスを体験していただき、学習指導方法のキーをつかんでいただけたら幸いです。


7月15日(金) 逗子・シネマアミーゴにて *30名定員
http://cinema-amigo.com/movie/000524.html

7月27日(水)多摩市立愛和小学校にて *50名定員
https://www.facebook.com/events/837890496311235/
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